緑に覆われる南極大陸
毎週水曜日、合成画像を作っています。
ヨーロッパやオーストラリアの熱波、アマゾンの干ばつ、北アメリカ大陸太平洋岸の山火事、メキシコ湾岸・大西洋岸のハリケーン激甚化など、困惑するような気候問題が世界各地で起きています。産業革命以来、地球全体の年間平均気温が約1.2℃上昇したことに関連しているようですが、仮に脱炭素の政策を100%実施したとしても、これ以上の悪化の速度を落とすことができるとしても、今起きていることじたいは止められません。雪と氷に覆われた北極圏や南極大陸、ヒマラヤ、アルプスなどでは、気温変化は一層顕著です。最近の研究では、南極半島はコケなどが繁殖し、2021年には緑化面積が約12km2で、35年前の14倍にもなっていることが明らかになりました。その速度は最近さらに急ピッチになっています。遠からず、南極の生態系は現在とはかなり違うものになるのではないでしょうか。今日は、アザラシ、ペンギン、カモメ、クジラなど、南極に生息する生き物たちが急速に進む緑化に驚き、慌てている姿を描いてみましょう。
今回の作品は、これです。
画像生成の舞台裏
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