ある高校生の こんな気持ちが誰かに届けばいいなと思います 実はコメントもされてみたいです

ある高校生の こんな気持ちが誰かに届けばいいなと思います 実はコメントもされてみたいです

最近の記事

あったかいお弁当のヒケツ

高校に入学してからほぼ毎日、朝4時半に起きてお弁当を作ってもらってた 時にはこんなものをいれてほしいとかってわがままを言ったりもして そんでもってお弁当箱をその日中に洗わずに、リュックから出しもせずにカビさせてこっぴどく何回も怒られたなー (ちょっと笑ってたけど) 呆れたお父さんに洗ってもらったりして。 お母さんなりに飽きないようにと、毎日違う具を入れてくれてたおにぎり、 マスタード&チキンおにぎり。 カレー粉たっぷりおにぎり。 謎の山菜&ゆかり&魚のほぐしおにぎり。 T

    • あーうざいうざいうざい!!

      なんなんだよ! あたしは何にイラついてんの! あいつは何に怒ってんの! 君は何考えてんの! あー!うざいうざいうざい! なんでこんな品のない言葉使っちゃうの! うぜえ!って言いたい!!!! 自転車乗りながら うぜええええーー!!!って叫ばせてよ! 答えが出せないモヤモヤした気持ちもうざい! 思春期ってなんやねん!うぜえな! あいつに会いたいよ! 好きだよ‼︎ ムカつくよ!私ばっか! こんなにイライラするのにムカつく!! 今の時期朝寒すぎだろ 昼間暑いしなんでセーター着てきたん

      • わたしのヒーロー

        5年。 自分の妻が死んですぐ、ひとり取り残された祖父が入院してから5年が経った。 5年。 祖父にとってこの5年はどんなものだったろう。 しんどい思いも、辛い思いも、恥ずかしい思いもあっただろう。 私が祖父に最後に会ったのは1年半前だ。 いや、もっと前かもしれない。 その時にはすでに、この世に期待も、すがりもせずに天井を眺める祖父がいた。 父や母が話をして、たまに私が話して。 目を合わせているのに祖父の目には私は映らなかった。 あの時祖父はきっと私たちとは違う世界を生きる準

        • 空を見上げられるだけ、強くなれていてよかった

          8月27日。稲刈りの日。 我が子の様に見守っていた田んぼが今日野球少年の頭の様に刈られた。 まだ水面が薄い氷で覆われる時から通っていた通学路 5センチほどのまだまだ未熟な若草色の稲は、やがて夏の暑さに負けない力強い深緑に変わり、最後には黄金色に光り輝いていた。 毎朝ほんの少しずつの生命の尊さを知れる気がしていた。 横目で無惨に刈られた田んぼを見ながら思った。稲って雑草みたいな匂いがするんだなあ。 今日の朝まで懸命に今を生きて、輝いていた稲は雨に湿って横たわっていた。儚いな

          母の中の当たり前

          寝坊した日 遅刻しそうな日 電車に乗り遅れた日 学校に行きたくない日 遠征の日 しょうがないな〜 と笑いながら、母は いつも私を車で送ってくれた。 中3の私は、周りが個別相談に行っていても、確約をもらっていっても焦ることもなく、学校見学にも行かず のほほんと カタチだけ入れてもらった塾の夏期講習に向かっていた 志望校も決まらず、探そうともせず、部活を言い訳にもう手遅れな現実から逃げ続けていた。 父も母も中学の部活の顧問も、態度にこそ出さないでくれていたが、当の本人よりも相

          母の中の当たり前

          色とりどりだった傘の色

          この前台風が来て、大雨が降った時 まあ大丈夫だろうと ふらっと 傘を片手に映画館に出かけた。 家に帰る途中 カバンの中から香る キャラメルポップコーンの匂いを 止まっては嗅ぎを繰り返しながら 家に帰って食べることに心躍りながら ただ、 てくてく歩いていた。 特に何か考えていたわけではないけど ビニール傘を流れる水滴を見ていた。 小さな水滴達が 集まって、 集まって、 傘から離れる瞬間を。見ていた。 そんな時に頭によぎった。       【あの傘のこと。】

          色とりどりだった傘の色

          1センチの空は晴れ模様

          先日、お盆で父方の祖父の家に帰省した。 祖父は入院していて 祖母は亡くなっているので 私たち家族だけで過ごしたんだけど。 夜になって、 満天の星空を眺めていたら 星って、こんなに見えるものだったんだなってふと思って。 都内に住んでいたら空なんて 泣きたい時とか何か辛いことがあった時にしか見ないよね。 いつもいつも、 時の流れに、人の流れに、流されて いや、流れから出れなくて、 気づけないんだよ。 思い出そうとしていないの こんな当たり前のことにも。 小さい頃に祖父と見

          1センチの空は晴れ模様