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研修講師がインプットする日#1 キャリア・サバイバルとは

皆さま、こんにちは!
人財育成コンサルタントを生業としております、サトクミと申します。

先日、国家資格キャリアコンサルタントの更新研修として、
「キャリア・サバイバル」のカウンセリングについて、学びに行ってまいりました。

なかなかパンチのあるキーワードにワクワクし、
この言葉の意味そのものから学ぶ機会でした。

キャリア・サバイバルとは、
個人が「自分のキャリアをこうしたい!」という価値観と、
組織から求められる役割やニーズとを、いかにマッチさせていくか、ということらしいのですが、
そうなると、「サバイバル」って言葉があまりしっくりこないですね。(期待とは裏腹に)

で、講義のワークは、自分を中心としたコミュニケーションマップのようなものを描き、それぞれからどのような「期待」が自分に向けられているか、
その期待に対して、具体的にどんな「次の行動」を起こしたらよいかを書き出すもの。

私は組織に属していない立場が久しいため、書き出しは少し戸惑いましたが、自分に関わる人すべてを対象にワークをしてみました。

研修講師は、いくつかの研修会社(案件を紹介してくれる営業会社)と契約をしていることが多く(私も例に漏れず)、
また直にお取引のあるクライアント企業もあって、
それぞれから求められる期待について、改めて考えることは今までしたことがありませんでした。
それは、わかっているつもりだったということです。

研修会社の営業さんに何を求められているか、
私の役割としては、「案件のリピート」
そのための「顧客からの信頼獲得」「期待値を超える満足度獲得」なのだと認識しています。
だからこそ改めて、案件ごとに「何を求められているのか」をしっかりヒアリングすること、確認することが大切だと気づきました。

また、相手からの期待と、こちらの価値観の間で葛藤があったときには
その昔は我慢して呑み込んだ時期があり、後悔し、
ここ数年は丁寧に説明して断ることを選択してきましたが、
交渉の余地はあるのか、他の方法はないか話し合ったり、相手にとってよりメリットのある提案はできないのか検討したりと、
もう少し粘ってもよいのではないかと、今回感じました。

クライアント企業様からは、
「自社にとって有益な情報の提供、特化した指導方法」を求められていると考えています。
これに対する次の行動は、「私の経験値を高め続けること」
そして、広くインプットを継続していくこと。
新規顧客を増やし、これまで以上に幅広い企業課題との接点をもつこと。
もしかすると、研修講師の仕事に限らないのかもしれない。
もしかすると、私自身が課題を乗り越えることかもしれないし、
エンプロイアビリティスキルを使い切ることかもしれない。
しかし、私に残されたキャリアの時間は限られている。
悩む~。

ほかに、私をこれまで一緒に作り上げ支えてくれた元スタッフの仲間。
(新卒採用業務請負を自社で21年間おこなってきた実績でのスタッフ)
今はそれぞれの本業や生活を築き上げているものの、
私的にはいつかまた一緒に何かできるときがやってくるといいな、と期待している大切なリソース。
先輩や後輩、そのお友達で形成してきた仲間。
彼女たちからの期待があるとすれば、
「今の各人にとってのメリット」なのだろう。
次の行動は、「イメージし続けること」かな。


改めて、論理的に顕在化することって大切なんだなーと
普段はキャリア研修をしている講師の立場として教えていることを
自分自身に対してはまだまだできていなかったと、
灯台下暗しを実感した一日でした。

おしまい。

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