漢方仙人による漢方逸話『立てば芍薬、座れば牡丹、歩く姿は百合の花。当帰芍薬散のおまけ話じゃ~』
前回は当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん)に使われておる当帰について、ネーミングの由来などについて説明させてもらったのじゃが、
今回は芍薬(しゃくやく)について触れみるとしようかのう。
有名な『立てば芍薬、座れば牡丹、歩く姿は百合の花』という言葉を聞いたことがあるかのう。
これは姿が艶やかで魅力的な女性を形容しておる。
七七七五の都々逸(どどいつ)の形式を備えており、実際に唄われておった言葉じゃ。
これは江戸時代の書物に原型がみられるのじゃが、今のところは作者は判明しておらん