【読書感想文】考え方の基本がゼロからわかる!ロジカルシンキング 見るだけノート①〜ピラミッド構造〜
こんばんは★さっつんです!!
本日は建国記念の日なのでおやすみでした♪
さっつんは散歩にいったり、読書をしたり
有意義に過ごせたかなぁと思います笑
さて本日から新しい本に突入します
ロジカルシンキングの本ばかりですみません…笑
イラストが多く直感的に理解できるので、読みやすくおすすめです!!
さてアウトプットしていきます。
今回は
ピラミッドストラクチャーの概要を説明したところで、特にビジネスの現場において、自分の主張をピラミッド構造で説明するための具体的な方法について解説します。
1. 主張を出す
まずはピラミッドの頂点にあたる「主張」や「結論」を決めます。相手にもっとも伝えたいこと、理解してもらいたいことを最終的な結論として定め、その後にその正しさを証明するための根拠を並べていきます。
たとえば「広告費を増やすべきか?」、「新規採用枠を拡大すべきか?」というテーマで意見を述べるのであれば、それぞれ「増やすべき(増やすべきではない)」、「拡大すべき(拡大すべきではない)」という主張がピラミッドの頂点に来ます。
特にビジネスでは、一定のテーマに沿った意見や主張を求められることが多いですから、そのテーマに沿った結論にしなければ的外れになってしまいます。つまり何について聞かれているのかをしっかり理解することが重要です。
2. フレームワークを考える
最終的な結論を決めたら、次に下部構造でその主張が充分説明できるようにフレームワークを作成していきます。つまり「何をいえば(証明すれば)この結論の根拠となるのか?」について、論理の枠組みを考えるということです。
ここで重要となるのが、上述のMECEに考えるということです。その結論の正しさを証明するには、どんな要素があれば「漏れ」がなく、どういう構成にすれば「ダブり」なく体系的に説明できるかを考えましょう。たとえば「この事業をはじめるべきだ」という主張をしたいならば、その事業の「市場(顧客の状況)」と「競合の状況」、そして「自社の状況」の3つの観点から根拠付けをすれば効果的であることがわかります。
これはいわゆる「3C」のフレームワークですが、これらは事業を考えるうえで必要な要素を「漏れ」も「ダブり」もなく考えるために有効です。

3. 情報を収集してグループ分けする
論理の枠組みが決まったら、それに関連するデータを洗い出していきます。収集するデータは、その結論に関するものであればどんなものでも構いません。データを収集したら、その一つひとつの要素について共通する内容ごとにグループ分けしていきます。
たとえば、上述の「3C」の例でいえば、「市場(顧客)」に関しては「成長期にある」「潜在的規模が大きい」といった事実があれば、最終的な主張を裏付ける根拠となります。
同様に「競合」に関しては「各社の市場シェアの状況」や「その市場を代表する商品をもつ企業の有無」などの情報が得られればよいでしょう。「自社」の状況に関しては、「販路の拡大が可能」「既存の技術を転用できる」といった要素が挙げられるでしょう。
4. 情報から根拠につなげる
情報をグループ分けしたら、各々の情報から「どういうことが言えるのか?」「何がわかるのか」というメッセージをそれぞれの枠組みの根拠として抽出していきます。ここでは演繹法や帰納法を使いながら、ピラミッドの縦のつながりがスムーズかどうかを確認していきます。
たとえば「市場が成長期にある」「潜在的規模が大きい」「機能面に対するニーズが高い」といった事実が確認できるならば、「自社にとって魅力的な市場だ」といったメッセージが導き出せるでしょう。同様に「競合」や「自社の状況」のカテゴリでも、個々のデータからメッセージを抽出していきます。
5. 確認作業
メッセージを抽出したら、一つひとつのデータから「何がいえるのか?(so what)」を確認し、逆にそれぞれの枠組みの結論(メッセージ)から「なぜそう言えるのか?(why so)」を自問してみて、縦のつながりに無関係なところはないか、論理の飛躍はないかなどをチェックしましょう。
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