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貧乏人vs富裕層&地主
王安石の新法は1069年に北宋の政治家・王安石が実施した一連の改革政策
財政改革、社会福祉の充実、官僚制度の改革など、幅広い分野にわたる改革が行われた
目的は
①財政再建
北宋は財政難に陥っており、新法はこれを立て直すため
②社会福祉の充実
貧しい人々を救済し、社会全体の安定
③官僚制度の改革
官僚の能力向上と腐敗の防止
とても千年前の話とは思えん
今もどの国も同じような事を言っとる
つまり
人間は同じような事を繰り返しており
人間自体は進歩してない
財政難&福祉&支配者問題
これは一生続く問題とも言えそう
3024年でも
同じ事言ってるはず
その頃にはワイは土に還ってるけど
進歩したのは科学と技術
人間自体は変わってない
今もネットがなくなればすぐに元に戻る
新法の主な内容を見てみたい
◯青苗法
農民に低利の貸付を行い、生産性を高めようとした
◯市易法
国家が直接、商品を買い取り、販売することで、物価の安定を狙う
◯方田均税法
土地の面積と作物の種類に応じて税金を課す制度
◯募役法: 労役を募って、公共事業を行う制度
まあ早い話が大きな政府
いちいち細かい事まで民間の事に首突っ込んでくるってこと
それが
アメリカが1番嫌う手法
サラリーマン組織で言えば
上の身分の方から
あれこれとやり方とか仕組みに口出されるってやつで
この新法は、
北宋の政治・経済に大きな影響を与えるだけじゃなくて
現在の日本にも影響を与えるくらいの事象
肯定的な評価としては
財政状況の改善、社会福祉の充実、官僚制度の改革って言われてるけど
国には最大の権力があるから
やろうと思えばいくらでもね
ただそれは
この新法によって
救われた側にしか立ってない
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片方だけの立場に立つのは好きじゃない
地主や富裕層達はいきなり特権を奪われ
これによって彼らの政策の実施は難しくなったという事実もある
生きてはいけるが
今までのような豪華な生活ができやんくなったというだけやけどね
でも
今まで得ていたモノを奪われる事には
人間という生き物は非常に嫌う
地方自治体をご覧ください
自分らの退職金と
天下り先のポストだけが命で
それにメスを入れようとする人間がいるなら
袋叩きにする
兵庫県知事選で見えたはず
あのドロドロの県議会の英雄達
特権を失うのは絶対に嫌!!
ってことで
この王安石の新法は
貧乏人からは評価されたが
富裕層&地主には大反発を食らった
そして
王安石は
富裕層&地主側に立つ司馬光に地位を奪われたのでした
2024年の令和でも聞く話
それを1069年にやってんのに
千年くらい経過した今も
まだ学習してない人間社会……
今日の記事で
なんで政治家などの人達が
地主や富裕層の味方をするかってのが
分かるはず
力を持ってる人間に媚びを売るしかない
生きていくには
王安石みたいに
綺麗事で立ち向かえば
敵が一致団結して対抗してくる
そして、、、、、、
負ける
人間社会ってのは
綺麗事だけでは
生きてはいけぬ