自分の才能ってなに?って自問自答

人間に才能ってのはやっぱりあると思います。
身長・容姿・知能。そのほとんどが遺伝である根拠もあります。
産まれたスタートは平等と言いたいところでも、全然違います。

が、大事なのはここからの思考でしょう。
やから「諦めろ」って話ではない。
優生学なんてもってのほかです。

核となる学びは
自分の才能を自分が知る事(知ろうとする事)
であると僕は考えます。
他人の事はいいんです。
いつも大事な人間は、

24時間365日死ぬまで向き合う人間=自分 です


陸上で最大の動物、ゾウ

なぜか<ゾウさん>って呼ばれがち

ゾウは大きすぎる頭と身体を支える為に手足に自由がききません。
仮に食事のたびに膝を曲げようもんなら過労死する程度のエネルギーを消費する、と言われています。
このどでかい図体で産まれたが故に、膝の曲げ伸ばしも命がけという世界線なのです。

じゃあ飯食われへんの?ってなれば、違う。
やから<長い鼻>を使うのです。
食事・体温調節の水浴びはもちろん、仲間同士のコミュニケーションにも使えば、筆で絵を書く芸も可能な鼻。
人間でいう<手足>のようにゾウは使うのです。

が、子供のゾウは鼻をうまく使う事はできません。
それどころか、自分に長い鼻がついている事んい気づく年齢になると非常に混乱すると言われます。

邪魔そうに踏んづける事もあるそうです。
ブラブラと鼻を離そうと荒くまわす事も。
口で噛みちぎろうとする子供もいるようです。
さらに言えば、早く走る動物に憧れるのかは不明ですが、でかい図体で走ろうとしたりします。
が、大きいので膝がもたない。とても走ったり、飛んだりする才能はありません。

ゾウの世界も、
最初から長い鼻の事を<才能>や<自分達の武器>と自覚できないのです。

ですが、子供のゾウも少しづつ長い鼻を<使用しよう>という行動に変わります。
親や仲間の鼻の使用方法を観察して学習したり、
長い鼻同士でコミュニケーションをとって遊ぶ事で鼻のリーチや曲げ伸ばしを学習していくのです。

そうして大人ゾウになれば、鼻さばきを覚えるのです。

ゾウという生き物が、
チーターやトラのように早く走る事を羨望してひたすらに走れば膝が骨折して過労死したでしょう。
鳥やリスのように飛べる能力に憧れて、飛ぶ練習なんてしたら膝が砕け散ったでしょう(笑)

ではなく、
自分のもっている才能って何?
っていう事なのですよ。

モデルの金城優華さんって人がいますが、
ずっともってうまれた骨格の太さがコンプレックスであったとの事です。
モデルの世界は細くてなんぼみたいな世界であるが故に相当悩んだようですが、ある日を境に<他者と比べるのをやめよう>と思考が変わったとの事です。
他者の細い身体と比べるのではなく、自分の能力って何?と考える。
やはり、骨格であると金城さんが思ったとの事です。
そして今はその骨格を活かし、筋肉系モデルとして引き締まった外人のようなスタイルで評価を受けています。

まさに、ゾウのように自分の<長い鼻>という能力に気づいていった瞬間です。

そしてこの記事が、読んでいるあなたにとって
思考変換期
になれば、これ以上の喜びはありません。

今もしも、自分のコンプレックスに悩み、苦しんでいる人がいたら、
それは<待った>です。
じゃなくて、自分の能力を探してください。
それは、*決して他人と勝負するのではありません。

他者を観察しながら、自分の能力に自分が気づく
のです。

こんな記事を書く僕も、もちろん
自分のもってうまれた能力は何やろ?
と思考し続けて生きてきたので、自分に半端ない自信があります。

それは、他者よりもどうのこうのじゃないんです。

自分が、自分に対して、自信があるのです。


ゾウは長い鼻を優雅に使用して、他者をバカにしているなんて事はないのと同じです。
ゾウは自分の能力に気づき、自分でその能力を活かすように
観察して、、遊んで、学んでいったのです。
そして、ゾウという生き物の生き方として確立しているのです。

みなさんも、もっと自分を好きになってください。
どこも優れていないなんて人間はいないと思います。

必ず、何かが優れている。
やから生きていけるのです。

自分の事は、大切にしてください。

あなたの命は、多くの人間によって成り立っている事だけは
お忘れなきように。

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