壁にぶつかった時
壁。誰しもがぶつかった事もあるでしょう
そもそも我々は最初は「泣きわめく」しか能力がないのですから
みんな壁だらけでスタートするのが人の定めでしょう
だがその壁に対しての接し方で
その人間の真価が問われます
ある者は絶望する
ある者は立ち止まり、助けを待つ
ある者は引き返す
ある者は乗り越える
ある者は他の道を探す
こうして言葉で見ただけでも、その人間の思考の違いは如実です
<どのように考えたのか?>
で
<次の行動>は大きく変わるでしょう
ぶっちゃけ、ただそれだけの事です
人間の世界はこれまでも、これからも
裏切りもある、理不尽はある、壁もある、いじめもある、誹謗中傷もある、
どうしたってなくなる事はない
それが人間の世界です
なので、我々に変えられるものはただ1つ
<自分の思考>だけでしょう
壁にあたるのは<平等>です
が、その先に<どのように考えるか>は人それぞれです
それだけです
ダンゴムシ
植木鉢・石の下といった暗い場所を好みます
つついたら丸くなって身を守ります
かわいいです(^^
この小さな小さな甲殻類が
壁にあたった時の際の思考に「ヒント」をくれます
ダンゴムシの行動には、実は「一定の法則」があります
ボール紙で作った「迷路」にダンゴムシをいれた実験があります
ダンゴムシは進行中に壁にぶつかると、左右のどちらかに曲がります
そして次にまた壁にぶつかった場合は
前回曲がったのと「反対の方向」に曲がります
これを
「交替性転向反応」
といいます
ダンゴムシの他にこの「交替性転向反応」がみられるのは、ワラジムシ・精子です
同じ方向にずっと曲がると、元の場所に戻ってしまうリスクがある
が、「交替性転向反応」を利用すると
元いた場所から確実に遠くへいける可能性があります
これは天敵から身を守る本能と考えられています
ダンゴムシは決して立ち止まらない
引き返しもしない
諦めもしない
ただただ、違う方向へと進む
その進んだ先がどんな世界かは分かりません
分かるわけがありません
ダンゴムシも曲がってしまったが故に天敵に殺される事もあるでしょう
しかし、それでも進まなければ「何も分からないまま」なのですよ
進んだ先の新しい知識・経験・学び
それらが、我々の生き方や戦い方を教えてくれます
まあ狂乱的平和である令和では
壁に当たれば愚痴って、泣いて、文句を言って、他者を恨んで、SNSで誹謗中傷して
で終わる人間も多いでしょう
壁に絶望して進まない事を選択した自分を正当化する理論も山のように持ち合わせる事でしょう
でも、それでもいいんですよ
それが
<その人らしさ>
なんですから
しかし、壁に立ち止まらずに
自らの思考で進んだ者だけが知れる知識があります
自らの思考で進んだ者だけが知れる経験があります
自らの思考で進んだ者だけが知れる学びがあります
僕の人生では、それらの知識・経験・学びこそが
財産です
やから僕には「モノ」がいらない
この身と頭があればどこでも生きていける
この圧倒的な自信も
壁を乗り越えてきた過去から来ています
壁に対して、みなさんがどのような選択をするのも自由です
その選択によって、人生が変わっていくだけの話
ちなみに・・・・
ダンゴムシは明治時代、外国貸物に紛れて日本にやってきて爆発的に広まり
漢方薬としても使用されてきました
(生きたまま潰したのはイボ薬、乾燥させたのは利尿促進薬)
美味しくはないようですが、非常食にもなってきました
目に映るすべての事はメッセージ
でしょう
ダンゴムシちゃんも
我々に多くの価値を創造してくれているのです
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