KRYラジオ「大人の音楽堂」:ジェネシス(2023.12.16OA)
お待たせしました。ジェネシス登場です。一般的に多くの音楽ファンに知られたのはやはりポップ志向になった1980年代でしょう。ですがやはり今回はプログレ時代の曲を数曲セレクト。バンド結成からデビュー頃はブリティッシュ・トラッド・フォーク路線~演劇的なサウンド~プログレッシブロック、そしてポップと変貌し世界的に成功したバンドです。
全体的に「イギリス」を感じさせるサウンドが特長で初期のヴォーカリスト、ピーター・ガブリエル時代は高度なプログレサウンドに演劇的な歌のアプローチを感じます。ピーター脱退後、メンバーの補強はせずに残った4人…フィル・コリンズ、スティーブ・ハケット、トニー・バンクス、マイク・ラザフォードでバンドを継続、ドラムのフィル・コリンズが歌も兼任…これがカッコイイ。
ジェネシスと言えばやはり「フォックストロット」「月影の騎士」が外せないアルバムですが、個人的には1976年に4人で作った「トリック・オブ・ザ・テイル」「静寂の嵐」そして「眩惑のスーパーライブ」これが好きです。メロディーの美しさ、トニー・バンクスのメロトロン、ムーグタウラスの重厚さ、スティーブ・ハケットの繊細なギター…彼らならではのイギリスのプログレが聴く人を圧倒します。なんとなく気ぜわしい年末年始ですがイギリス産の1970年代のプログレッシブロックで過ごしてください。
しかし渡辺アナウンサーが加わると番組が楽しいですね。次週は私なりにクリスマスを感じる曲をセレクトします。お楽しみに。頑張ります。
今回オンエア
DANCING WITH THE MOONLIGHT KNIGIT
DANCE ON A VOLCANO
LOS ENDOS
AFTERGLOW