450. あまり良い体験でなかった1日
仕事が休みの日は可能な限り外出することにしている。
在宅勤務をしていると家に仕事場があることと同義なので、リラックスするための部屋と分けていても心が休まらないためである。
今日は祝日。
暑い日ではあったが、外出して刺激を受けたいという気持ちの方が勝ったので、日傘をさして出かけた。
あてもなくウロウロ
駅まで行くとバスターミナルがある。
自然体で歩いて行って、一番最初にやってきたバスに乗ることにした。
「自然体」というのは、例えば目の前のバスが行ってしまいそうだからといって、走ってまで乗らないということである。
あくまでも普通のスピードで向かって行って、最初に来る乗り物に乗っていこう、という考えである。
どこで昼食をとるか
さて、バスに乗って行った先は馴染みのある所である。
歓楽街なのであまりお茶を飲んでのんびり、という場所はない。
それでも、街の情報サイトで最近カフェが紹介されていたなと思い出しながら向かった。
しかし時期が悪かった。
そのカフェはお盆休みを取っており開いていなかった。
初めて入る喫茶店
仕方ないのでその周辺をキョロキョロしながら歩いていると、ビルの2階の窓際に「喫茶店」と書かれているのを見つけた。
ランチメニューを確認すると、ナポリタンスパゲティも書かれている「the喫茶店」だった。
ビルに入り2階に続く階段を上っている最中で、色々なタバコの臭いが混ざったような独特の甘ったるい空気が鼻を刺激した。
喫茶店の扉には「禁煙」と張り紙がしてあり、少なくとも店内ではタバコの煙に悩まされることはなさそうだ。
それでも店内はほんのりとタバコの臭いが感じられた。
おそらくかつてはタバコの煙でモクモクとしていて、お店の壁や家具にしっかりと染み込んでいるのだろう。
店員さんは若干ぶっきらぼうだが、それがきっとその人のスタイル。
ミックスサンドイッチと温かい紅茶を注文した。
サンドイッチは極端に不味くはなかったものの、自分の口には少し合わなかった。
紅茶をがぶ飲みして逃げるようにお店を去った。
やはりタバコの臭いと相まって、自分には合わなかった。
全体的にマイナス側に振れた1日だった
その後、適当にぶらぶらと街をさまよってから、帰宅。
全体的に良い体験はなく、マイナス側に振れた1日だった。
家で大人しくしていれば良かったかもしれない。
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