480. 付箋紙
貼って剥がせる付箋紙をよく使う。
目立ってナンボなので薄い黄色を筆頭に派手な色が多いが、最近は100円ショップに行くと落ち着いた色の付箋紙も多く置かれるようになってきた。
きちんと情報整理をしようと思ったら、付箋紙の色を変えたりするのだろう。
しかしそのような色分けは元来苦手で、特段色に意味を持たせることはしていない。
受験生の参考書に細い付箋紙をフリンジのようにつけているのをよく見る。
参考書には重要なことしか書かれていないから、ほぼ全ページにわたり付箋紙がついているのではないかと思う。
付箋紙をつける意味が自分はよく分からない。
手帳代わりに使っている綴じノートの表紙の裏に、仕事の手続きで大事なことを書き留めた付箋紙を貼っている。
付箋紙の粘着力だけでは少し不安なので、マスキングテープで補強している。
そのノートが終わったら、次のノートにそのまま移管する。
このような使い方をするならばシステム手帳の方が良い気もするのだが、重さを考えると二の足を踏んでしまう。
あちこちに移動すると、どこに入れたか分からなくなってしまう。
要はだいたいの場所で覚えているということだろう。
そのため、付箋紙をインデックス代わりに使うことも多い。
付箋紙のことを書いていたつもりが「手帳会議」みたいになってしまった。
それにしても何で世の中の人は手帳の使い方を考える時に「手帳会議」と言うのだろう。
「会議」は仰々し過ぎるので、別の言葉に変えたいと思うものの、良い単語が見当たらない。