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2021年5月のイベント

Sell in Mayの五月がやってきました。

5/7時点の指標 米国10年債利率:1.157% VIX指数:16.69 ドルインデックス: 90.20 

2021年の5月は波乱の5月になりそうです。

先ず、何故、Sell in May(5月に売れ)と言われるのか。これは通常4月中旬にアメリカの確定申告が終わり、納税後の手元資金が確定し、5月に掛けて株を買う人が増えるため値上がりし、その利益確定をしろ、というのがアノマリーの所以です。ただ、今年はコロナの影響でアメリカの確定申告期限が5月17日まで伸びており、Sell in Mayが当てはまらないかもしれません。

5/7 米国雇用統計

5月の雇用統計は大荒れでした。なんと100万人増加見込みが、26.6万人と大幅に下振れ、更に失業率も5.8%見込みが6.1%と下振れました。

雇用は季節調整が今年は難しく、それが悪さしているというのが一般票ですが、FRBのパウエル議長が言うように、そこまで楽観はできない世界情勢ということかもしれません。これを受けてDowもNASDAQも上げましたが、金利も下げている状況にも拘わらず、ハイテクグロース株は下げ気味ですね。

やはり今年の相場は難しい。さて、5月の相場や如何。

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