【自宅介護】グミで唾液回復。口内もトレーニングが必要だ【食欲回復】
1.狭心症からの食欲不振。副作用からの悪循環。
最近母親(73歳)の食欲が回復し、家族で安堵している毎日だ。7月・8月と突然の狭心症診断。2度の救急搬送、3度の入院を経て9月ごろからは自宅療養が続いていた。
その間、色々とあったわけだが最近の悩み事といえば「唾液が出づらくなったので食べ物が飲み込めない・薬を飲むのも難しい」というものだ。
それは日々観察していれば素人でもわかることで
薬の副作用やらメンタル不調が重なり、逆流性胃腸炎を発症
そのため、食事はぎりぎり形状がある おかゆや柔らかい介護食
当然、顎・口内が急激に衰え、栄養もたりないので身体がさらに不調へ
完全に悪循環であった。
2.口内環境を変えよう。
災害地で肺炎など発症する場合、もちろん寒さやインフルエンザなどの感染性が多いこともさることながら、口内環境を整えないことからくる「誤嚥性肺炎」が発生することがあると聞いたことがある。
母親も同じことを考えたらしく「誤嚥性肺炎も怖いので、食べ物を飲み込むのが怖い」と発言していた。
つまり、「唾液さえ改善されれば少し食も回復するのでは」という考えに至るわけである。さてはて、どうしたもんか・・・・
2.グミが大流行の時代で良かった!
唾液とはどのように出るものなのか・・などと調べるべくもなく、通常の生活スタイルから考えたのは
美味しいものを見る・匂いを嗅ぐ
酸っぱいものを食べる・見る
固いものをいつまでも噛む
答えは非常に簡単で「そうだ、グミかガムでいいんじゃないか?顎きたえられるんじゃねえか?」
3.酸っぱい系・ハードグミ一強。
スグにいくつかのグミを準備してみた。
最近はハード系から果汁入りなどいくつもの種類があってありがたい。
キシリトールガム:口内もきれいになるか?
果汁入り・やわらかめのグミ:とりあえず
酸っぱい系・ハードグミ:とりあえず
いくつか買って食べてもらったが
ガムは小さいので喉に入ってしまいそうだから却下
柔らかいグミも、スグに溶けてしまって効果なし
ということで、酸っぱい系のハードグミがちょうどよく。
もちろんはじめから飲み込むなどは難しいので、数回噛んだら出すというのを繰り返してみたらしい。一方で、とんでも酸っぱいので唾液がものすごくでたと大喜び。
4.2週間程度で回復!食欲も旺盛に。
しばらくハード系グミを食べるトレーニングを続けていたところ、2週間程度ほどでうどんやそうめんなど麺類やシチューなどの煮物スープ系・肉や魚まで喉を通るようになり、ぐんぐん元気になっていった。
気圧による体調の不良はあるものの、改善の兆しがこんなに顕著に出るとは思わなかった。
5.やはり血肉を食するべきである。
どんなに弱っていても、人間が血肉で形成されている以上は、やはり血肉を得て体力をつけるのは自然の流れなのだと感じました。
まだまだ続くぞ、介護生活!寝たきりや認知症を発症していないだけ恵まれていますが、家族が大病をするというのは同居する家族にも大きな影響がでるものですね。また何かあれば記述しようと思います。