
月が遠くて寂しい

と同時に目を覚ましベランダに出て朝日の写真を送る
そんな最高な1日が始まる
身支度を整え南禅寺の最寄り駅「蹴上駅」に集合、お互い顔を合わせると同時ににっこり微笑む(嘘です大爆笑しました)
私が公共交通機関に苦手意識を持っていることを知っておきながら獅子の子落としの如く、聞いた事もない駅に現地集合と伝えられる
しかし辿り着くと我が子のように笑顔で褒めてくれるいつまでも子供扱いしてくれる素敵な友人である
駅を出て他愛もない会話をしながら南禅寺に到着すると思いきや近くの売店で「夕子」を発見した私は即座に八つ橋を購入し「一緒に食べよう」と友人を誘う


生八ツ橋夕子 milky
二日酔いの朝に飲む味噌汁くらい美味しかった


これから上に登ります
私は高所恐怖症、大阪駅のエスカレーターでも腰を抜かすほどの高所恐怖症である

とても急なの伝わってますか
ほぼハシゴの様でした



即座にチョキを出す友人
負けてくれるところが優しいですよね
ところがどっこい、こりゃまた降りるのに一苦労、一段一段座りながら降りるという方法に成功し、無事に地上に到着する(好きな人と来たら絶対に蛙化現象となるであろう)

風に舞う葉が頭に乗るなど
素敵な光景に心が落ち着く

迫力が凄く水音が綺麗だった

友人はそれを見守ってくれていた
一通り見学をし寒くなってきたので近くのブルーボトルコーヒーに行こうと思ったが店内は満席だったので断念

次の目的地に移動する
朝から何も食べていなかったので南禅寺近くの「大力邸」のうどんを頂こうと移動するが既にこちらも15組以上待っていたので時間が勿体無いとのことで断念
気になっていた「京都鴨蕎麦 田(でん)」に行きたいと提案、移動手段はバスで20分か徒歩で30分、「10分しか巻けんなら歩くっしょ」という軽いノリで目的地まで徒歩で向かう

1組待っていたがメニューを渡され
決めているうちに直ぐに案内される


卵丼 300円
食べ過ぎである

箸置きが可愛くてずっと触っていた
鴨蕎麦への概念がまるで変わり好物が鴨蕎麦になるかもしれない程の美味しさ、是非1度行ってみて欲しい

賞味期限1分のたい焼きを食べる

食べ過ぎです


その姿に魅了される

ジャスミンティーだけ注文ししっぽりする時間を過ごす
ここ数週間何故か心の中にぽっかり穴が空いたような感覚に陥っていた、自分の好きなことを十二分に行い心は満たされているはずなのにどうしてだろうという話を友人はゆっくり聞いてくれた
当たり前だったことが当たり前じゃなくなっただけだから、今はゆっくり進んでも良いんじゃないかという友人からの言葉に涙が溢れる(頑張っている証拠だ許してくれ)
地元福岡の空はとても近く感じる、月や星に手が届きそうなそんな感覚、日々空を見上げては「空が近い」と呟いていたものだ
しかし神戸に住み始め職場からの帰り道、空を見上げると月が遠く感じた、寂しい気持ちがふつふつと湧き、これが所謂ホームシックというものなのだろうと心を落ち着かせる
早く慣れなければ、早く期待に応えなければ、そんな気持ちがどこか自身を焦らせ私は大丈夫なんだと強がっていたのかもしれない、日々空白の時間をどうにか充実させなければと切羽詰まった結果なのかもしれない
誰かの為に自分を偽ることはもう辞めよう、弱いところもひっくるめてありのままの自分を先ずは自身が受け止めよう
そんなことを京都駅のミスタードーナツで寒空の下語り合いましたとさ(心はぽかぽかやで)
2024年は頑張りすぎた様なので、2025年は少し落ち着いて、ゆっくり進んでいければなと思っております
皆さんもご自愛くださいね、いよいよ年末に近づいてまいりました、最後まで風邪ひくなよ~!!