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印象深い映画5選(やまのひつじ)
4月の終わりからずーっと、SLC(スーパーローカルシネマ)のみんなと週1ペースで映画やらなにかしらの映像作品を見ている。
「あっ、今日映画の日だ」って当日になって気がつくことも多くて実にあっという間に時が過ぎる。映像を見た後に感想を含めもろもろの取るに足らないことを言い合うのだが、その時間もあっという間で、解散はいつも日付が変わるか変わらない頃になる。そう、時間はあっという間なのだ。ということ
ちょうどいいところ(やまのひつじ)
しちがつとおか、きんようび。
おそらく、2週間ぶりくらいの休みなのだ。
たまたま、妻(呼び慣れない)とも休みが合ったので、ふたりで休日を過ごしている。
朝、コーヒーを淹れてみると「こんなゆっくりは久しぶり」という感覚が、その香りとともに立ち昇って、際立つ。
いい。いい日になりそうだ。
秋田の「のら珈琲さん」から荷物が届く。豆とカセットテープとリネンのキャップを購入。小さな店同士の繋がりは嬉しいも
ぼくの新しい生活様式(やまひつじ)
新しい生活様式。
みなさんはどんなふうにとらえていますか?
ぼくは「言われなくても変わっていくから、あんたたちはぎゃーぴー言わないでくれ」オブラートに包んで言うとそんなふうに思っています笑
震災後、まさに”新しい生活様式”を求めて、田舎へ引っ越した。(移住という言葉は好きじゃない。なんだかキラキラとした文脈でぼくに向けてくる人が多いから)
そこで欲しかったのは、”ひと昔前に当たり前にそこにあった
エコバックは本当にエコなのか(やまのひつじ)
7月1日からレジ袋が有料になったという店が多い思う。
そう、つい先日の話だ。
なんでもかんでも(一つだろうが、小さかろうが)とりあえずマニュアル通り袋に入れようとする店員と、こちらも半ばマニュアル化してしまった「あ、そのままでいいです」(言うタイミングが難しい)という攻防に終焉が訪れそうな空気感は大歓迎だ。
しかし、話はそれだけでは終わらない。
タイトルにもあるように、エコバックは本当にエコなの
ここのとこの話。(やまのひつじ)
ひとつ目。
最近はマスクをしない。
暑いから、邪魔だから。
スーパーでもホームセンターでもしない。
してない人を見つける方が難しくて、自分たちとあともう1人くらい。
すれ違う人には決まって「マスクをしてないやつはどんなやつだい」と言わんばかりに、ジロッと見られる。
夏用の通気性がいいマスクというのが出てきたところで、もう馬鹿らしくなってやめた。
通気性とマスクって二律背反すぎやしないか。
もはやウ
ドンとは(やまのひつじ)
僕は、週末本屋をしていて、平日はバイトという生活。店が自粛中なので、今日はめずらしく日曜日に野菜の配達をしてきた。日曜日は一箇所しか配達がなく、午前中で終わる。これがなんだか学校が半日で終わる日みたいで、久しぶりにあのわくわくした感じを思い出す。僕が小学生の頃までは土曜日の授業は存在していて、祖父も、父もそれを「半ドン」と呼んでいたっけ。僕はその半ドンが大好きだった。学校という場所からの開放感が
もっとみる知らないものは怖いけど(やまのひつじ)
知らないものは怖い。
死が恐ろしいのも、今回のコロナウィルスもそう。
僕は数年前まで精神科の病院に勤めていた。
こんなことを話すと、今まで何人もの人から「自分が病まないの?」という言葉が返ってきた。
この偏見のような言葉も、知らないが原因で出る言葉だろう。
知らないものは怖い。
さて、話は病院勤務時代、2つ目の病院で働いていた時のこと。
ここでの思い出は、今振り返ると良かったこともたくさんある
上質と……(やまのひつじ)
僕の中で、「つい買ってしまう本ランキング」があるとすれば、映えある1位は「&Premium(アンドプレミアム)」だ。
マガジンハウスから出ているこの雑誌。毎号追いかけているかというとそうでもなく、買いそびれたからといって悔しいと思うこともない。
だけれど、気づいたときには心の隙間に入り込んで、僕をレジに向かわせる。
だいたいがトイレのために寄ったコンビニで買うことになるのだが、あのトイレに向かう
新しい生活様式(やまのひつじ)
政府の新型コロナウイルスの専門家会議が開かれ、国民が実践すべき「新しい生活様式」について議論したそうな。
「人との間隔を極力2メートルあける」ソーシャルディスタンスね。
「食事では横並びに座る」最後の晩餐的な?
「毎朝、家族で検温する」だる。違和感あったら測るね。
「公園はすいている時間を選ぶ」それって夜ですか?
「帰省や旅行を控えめにする」盆と正月とGWは控えめの範疇ですか?
「誰と
はじめましての島(やまのひつじ)
こんな騒動になる前、僕の中で「コロナ」と言えばビールのことだった。
思い出の味なのだ。
あれは20代のはじめ頃、勤めていた病院に嫌気がさし、逃げ出すようにグーグルにこう打ち込んだ。
「カフェ 住み込み」
自分を好きなことを総合すると、カフェをするのが一番良いんだとそのときは思えたから。
ところが、カフェはおろか飲食でバイトをしたこともない。
まずは働いてみよう。
そうしたら、検索結果にあるカフェ
朝は夜の続き(やまのひつじ)
僕は、感謝しています。
不意に電池を抜かれたロボットのおもちゃみたいな四月。
立ち止まると、普段の景色や音の輪郭がぐっとはっきりとした。
大切にしたいことだけが残されていく。
抱えすぎていたものをすっかりと手放した時、羽がはえたように会いに行けるようになるのだろう。
そんな五月のはじまり。
(やまのひつじ)