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【ひとりごと】美容室難民|美容室を振り返る

今住んでいる家に引っ越してきてから、行きつけの美容室が定まっていない。

どこも特別悪いわけではないのだけど、特別気に入るわけでもない。

美容室を気分で転々としている人もいるかもしれないけれど、私はできることなら同じところに通い続けたい。


初めて自分で美容室を決めたのは、大学生になって実家を出てから。友達におすすめしてもらったところで、学生時代の4年間そこにしか行っていない。奇抜な髪のお姉さんから「彼氏さんとは最近どうですか?」とフランクに話しかけてもらえて、いつも楽しかった。
卒業と同時に引っ越して行かなくなった。数年後、地震の影響で閉店したというお知らせメールが届いた。悲しかった。


就職してからまた美容室を探した。いくつか行ってみて、穏やかな感じのお姉さんが担当してくれる小さい美容室が気に入って、数年通った。
転勤で引っ越してからは行かなくなった。


転勤後、また美容室を探す。家から歩いて行けるところにオシャレなところがあった。飲み物のサービスだけでなく、ハンドマッサージもしてくれた。綺麗なお姉さんと、ゆるい感じのアシスタントのお兄さんがいて、またも数年通った。
途中、結婚して引っ越したが、通える距離だったので引き続き通った。しかし、お姉さんが辞めてしまい、後任のお兄さんも辞めてしまい、同時にネット予約ができなくなった。
さすがにうまくいってない様子だなと思い、行くのを諦めた。しばらくして、閉店していた。


家の近くで、また美容室探し。そこからしばらく転々とした。
シャンプーが涙が出るほど痛いところ
お兄さんが技術をひけらかすタイプでドヤ顔の解説にちょっとイラッとするところ(笑)
明らかに年配の方向けのところ

いろいろと失敗を重ねたが、また若いお姉さんが担当してくれるいい感じの美容室を見つけた。
妊娠中も通い、産後しばらくして、久しぶりだったのでワクワクしながら美容室に行ったら、席に座って早々に言われた。

「実はここ今月で閉店するんですよ。」

😱


その後、別の美容室を2回ほど挟んだ後、今の家に引っ越した。行きつけを見つけるぞ!と思っていたのに、なんだかどこもピンとこない。美容室難民だ。

過去に好きだった美容室と何が違うのか考えた。
どの美容室も技術はそこそこ、高すぎない料金、飲み物も出してくれる、シャンプーも心地良くて美容師さんの雰囲気も良い。

ただそれらの美容室には、良い感じのお姉さんがいないのだ。

やっぱり、お姉さんに担当してもらうことが私にとっては心からのリラックスタイムにつながるのだと思う。男性が苦手なわけではない。しかし男性に髪を扱われることに心のどこかで緊張感があるのも確か。女性の方がどうしても話しやすくて安心感があるのかもしれない。

今の家の近辺では、検索したところとにかく男性美容師さんが多い。ヘアスタイルを変えるだけならたくさん選択肢はある。

ただ私にとって美容室は、少しの時間現実から離れて穏やかな気持ちになれて、最終的に髪がきれいになってスッキリする、そんな癒しの空間だった。「そろそろ行かなきゃ…」ではなく「早く行きたいな楽しみだな」と思えることが理想。

もう少し距離を広げて、また自分に合う美容師さんが担当してくれるところを見つけたい。

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