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心理学検定キーワード第6章【神経・生理】6.20(精神障害と脳機能)★★

目が、目が~!

かいいです。

かいくてかいくて仕方が無いです。

例年鼻水がひどくて鼻たれおじさんになっているのですが

早めの処方と、鼻うがいにより、鼻の調子はすこぶる良いです。

が、その分目がかいくてかいくてどーしょうもないですね。

眼鏡のすきまから入ってきてしまうんですよ花粉が。

こまったなー。

後1か月程、なんとか乗り切ろうと思います。

さて、本日は精神障害と脳機能ということで

精神障害の際の精神伝達物質が重要になってきます。

それではやっていきましょう。


→不安障害について

精神障害には原因不明なものもありますが

脳機能の異常が報告されているものがあります。

ICD‐10の分類に基づくと

不安障害は

不安が主要な症状である

・全般的不安障害

・パニック障害

不適応的な行動を制御しようとする過程で不安が起こる

・恐怖症

・強迫性障害

が含まれます。


このうち、パニック障害の患者は

辺縁系およびどのほかの闘争か逃走反応に関連した脳部位におけるセロトニン濃度が低い

とする研究があります。

セロトニン欠乏

強迫性障害の患者でもみられ、眼窩前頭皮質と大脳基底核の活動が健常人に比べて活発である

事も報告されています。

セロトニン再取り込み阻害剤として

プロザック、ジェイゾロフト、パキシルが有名です。



→気分障害について

気分障害の患者も脳機能の異常が報告されています。

気分障害は

うつ病性障害躁病エピソードなしに一度またはそれ以上の抑うつ状態に陥る

双極性障害抑うつ状態と躁状態の間を行き来してその間に正常な期間もある

に二分されます。

うつ病や双極性障害の患者では

特に脳の視床下部セロトニン受容体ノルアドレナリン(ノルエピネフリン)受容体発現量に異常が認められる

という報告があります。

また、気分障害の患者においては

脳の構造や機能も変化して

CTスキャンやMRIを用いた研究で重いうつ病性障害と双極性障害の患者の前頭葉に活動の低下が認められました。


→統合失調症

統合失調症の患者は

現実と非現実の区別や自らの志向が筋道を外れないようにする能力が阻害され

日常的な出来事に反応することが著しく困難となります。

症状は多岐にわたり

脳におけるドーパミン濃度の不均衡が原因の一つと考えられています。


以上、本日は精神障害と脳機能についてでした

次回は7章を飛ばして8章へいきます。

6章も普通に終わりましたねw

それでは次回8章で。


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