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心理学検定キーワード第4章【社会・感情・性格】4.12(マスコミの影響)
TV、新聞を一切読まない人
です。私は。
メディアでいうと書籍が多いかな。
それ以外のマスメディアは気を付けています。
特にTVの報道、ニュースは全く信用してません。
新聞も一切です。
マスコミ、マスメディアのいう事をそのまま鵜呑みにすることで
よりマスコミ、マスメディアの力と影響力が大きくなります。
情報を得るという点では不可欠といわれていますが
むしろ最近の内容をみると正直いらんなとしか思わないですね。
赤いし、左の人多いしw
本日はマスコミの影響についてまとめていきます。
大切なのは情報の取捨選択です。
それではやっていきましょう。
→マスメディアとその影響①
マスメディアの定義は
特定少数の発信者から、一方的かつ不特定多数への受け手へ向けての情報伝達手段となるメディア
の事をいいます。
重要なのは一方的であり相手を選ばないという部分ですね。
そのメディアは
新聞、放送(TVやラジオなど)、雑誌、書籍からが大半です
送り手は定義にもある通り不特定多数に、一方的に画一的に送信していて
逐一のフィードバックを考慮していません。
この、フィードバックを考慮しないというのが非常に怖くないです?
何回もいってすみませんが、一方的に拡散はするけども
相手からの感想や意見がどんなものが来るのかという事については
基本的に考えてませんって事です。
マスメディアの存在自体は非常に大きいものです。
日常生活の中で、無意識的に、また意識的にも大きな影響をうけています。
自分の環境を超えた多様な情報に触れることが可能なため
一種の疑似環境を体感できます。
それだけメディアのインパクトが私たちにとって大きいというものなのですね。
しかしながら、相応に対象化してメディアと接していないと
マスコミから得た知識がすべて自分の意見になるという危険性があります
例を挙げると
選挙報道における勝ち馬効果や負け犬効果などのアナウンス効果です。
勝ち馬効果:優勢と報じられた候補者がさらに票を伸ばす
負け馬効果:苦戦と伝えられた候補者に激励や同情票が集まる
という効果です。
選挙においては開票が終わっていないもかかわらず、当確情報が結構早めに出てきますが、必ずしも正確とは言えません。
これは出口調査によるあくまでも想定であるからです。
また、有権者の声などの世論調査については
受け手にとって参考になる部分が大いにありますが
正直操作された意見ばかりですので信頼性は高いとは言えません。
→マスメディアとその影響②
ここでは世論を形成する重要な現象について紹介します。
ノエル=ノイマン(Noelle-Neumann,E.)による
世論形成の公共化モデル(沈黙の螺旋現象)というものです
これは
「同調を求める社会的圧力によって少数派が沈黙を余儀なくされていく過程を示したもの(Wikipedia)」です。
内容としては
この仮説は、人間には孤立することへの恐怖があること、周囲を観察し、その意見の動向を把握する準統計能力が存在するという仮定の下に、少数派・劣勢だと自覚している人は、多数派からの反対や孤立を恐れて自分の意見を表に出しづらくなることを想定している。 どの意見が多数派か少数派であるかをマスメディアが持続的に提示することで、多数派の声は無根拠に大きくなり、少数派は無根拠に沈黙へと向かう。この循環過程によって公的な表明や沈黙が螺旋状に増大し、世論の収斂が起こるという理論
となります。
マスコミからの一方的なメッセージによって
・一定意見の多数派を生み出してしまう
・ステレオタイプが形成されやすくなる
ので、情報の取捨選択や、主体的な判断力が必要となります。
TVに代表される映像のマスメディアは、メッセージを感覚的に訴えることができ
直接的で効果が大きいので、消費者行動を促進するための広告手段となります。
CMがそうですね。
→本日の内容‐箇条書きまとめ
・マスメディアは一方的かつ不特定多数へ情報を送信する。
・受け手からのフィードバックは想定しない
・マスメディアのアナウンス効果として勝ち馬効果や負け犬効果がある
・ノエル=ノイマンは世論形成の公共化モデル(沈黙の螺旋現象)という仮説を立てた。
以上。本日はマスコミの影響についてでした。
そこまで重要ではないと思いますが
普段から触れているメディアの影響がどのようなものか
知っていただけたら良かったです。
次回は集合行動、フラッシュモブとかが分かりやすいですかね。
それでは。