心理学検定キーワード第5章【臨床・障害】5.28(子供の心理療法)★
いよいよ5章も終わりに近づいてきました
前半戦A領域がいよいよ終わりに!
いやはや、長いようで早かったです。
昨年の8月末に心理学検定の試験が終わって
3科目くらいしか受かってないし、まとめながら自分の勉強やろうとおもったのがきっかけで始めたこのまとめですが
ふたを開けてみると全科目合格で特1級取得とw
それでも、心理学検定初学者や心理に興味のある大学生など
少しでもプラスになればと思い続けております。
5章終わった後は、そのまま6章へ行くか、それともより深堀とテーマ別などでまとめていくか
この辺はちょっと考えますが、必ず10章全部はやり切ろうと思います。
統計だけマジでまとめるの自信ないですけどw
さて、本日は子供に対する心理療法です。
大人に対してできることが子供だとできないなど難しさもありますね。
時期による特徴などもありますから細かい部分ですが、さらっとでいいのでおさえていけたらとおもいます。
それではいきましょう。
→子供へのカウンセリング
子どもへのカウンセリングは
心理面の特徴を理解しておこうなう必要があります。
以下の特徴を抑えることです。
①幼児期は言語表現が未成熟である
②遊びを通じて情緒面を表す
③青年期はアイデンティティの確立期にあるものの特に青春期では第二次反抗期を迎えて精神的に不安定になる
④統合失調症など精神疾患への注意
⑤うつ病や摂食障害など小学生にもみられる
⑥自己表現に不得手な子供が増えアサーション訓練やソーシャルスキルトレーニングの習得の必要性が増してきた
⑦注意欠如、多動性障害など発達障害の障害自体、そこから派生する心理面の支援がある
という以上7つです。
→子供に対する心理療法
実践においては
ピアジェの発達段階をはじめとして発達理論や
フロイトの精神分析理論に基づいた自動分析
ビネーやウェクスラーの知能検査
川村茂雄のQ-Uなどのアセスメントツール
不登校やいじめをはじめ学校教育の臨床場面をよく理解したうえでの実践が前提になります。
特に子供を対象にする場合は
成人同様認知行動療法や精神分析療法その他の療法が適用できますが
来談者中心療法などの受容、共感的理解を基礎とした以下の芸術療法も有効とされています。
①箱庭療法:カルフ(Kalff,D.)が体系化して日本では河合隼雄が積極的に紹介したもの。
②絵画療法、風景構成法、描画療法
③コラージュ療法:好きな雑誌や広告の切り抜きを自由に画用紙に貼っていくもの
④遊戯療法:個人や集団場面で遊びによる感情表出とカタルシスの効果がある
⑤音楽療法・ダンスセラピー、陶芸、粘土の造形療法
以上、本日はこどもの心理療法についてでした。
次回はシステムをいかした心理療法になります
それではまた次回。
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