公園の中に農園!?千葉県市原市の上総更級公園にクロノスファームが登場
こんにちは!手ぶらで来れる週末農園「クロノスファーム」です。
これまでクロノスファームは、千葉県市原市青葉台を拠点に活動を進めてきましたが、2023年10月より新たな拠点が加わることになります!
その名も「クロノスファーム上総更級公園」です。千葉県市原市にある大きな公園の中で、クロノスファームの農園を作り上げていくことになりました。
公園の中に農園をつくる意味とは。公園での農体験から生まれる循環とは何か。
今回は、クロノスファーム上総更級公園に込めた想いをお伝えしていきます。
10月8日(日)には、オープニングイベントを開催予定!記事の最後にイベント詳細を記載しておりますので、ぜひ最後までお読みください。
クロノスファーム上総更級公園とは?
公園に新たな魅力と価値を取り入れる、市原市と出光興産株式会社の共同実証実験の場。それが「クロノスファーム上総更級公園」です。
上総更級公園は大型商業施設にも隣接し、面積も99,000㎡もある広大な公園。お買い物のついでに公園でもリフレッシュでき、地域の人々にとって憩いの場となっています。その中の約100㎡ほどの部分がクロノスファームとなり、どなたでも入り散策することができます。
市原市と出光興産株式会社がタッグを組む理由
市原市内の公園は、人口減少・少子高齢化に伴い利用者が減り、公園愛護活動に参加する団体も減少しています。
出光興産は、これまでクロノスファーム青葉台というフィールドで幅広い年代のメンバーとともに「農」を通して土に触れ、野菜を作り、様々な方法で土地を活用してきました。
「農」という、子どもからシニアまで、幅広い世代が見て・触れて・学べる場を導入することで公園の利活用促進に寄与できないか。
さらに、この小さな農園でつながった人々が丹精込めて育てた農作物の一部を、市内の子ども食堂さんにお届けする。それに共感した人々が、またつながる。そんな循環を起こせないか。
“公園が新たなインクルーシブな場となり、農を楽しく学ぶことができる憩いの場を作りたい。”
そんな想いから市原市と出光興産株式会社がタッグを組み、上総更級公園で実証を開始しました。ここで得られた知見と社会的効果を評価し、その結果をもとに市内の他の公園にもこのような場を広げていくことが、地域への新たな価値提供や公園愛護活動に寄与するか見極めていく予定です。
上総更級公園では、何ができるの?
(1)みんなで農作物を作り、みんなで農園を見守ることができる
誰でも気軽に足を運べる公園内に農園があるので、みんなで農作物を作り、みんなで農園を見守ることができます。土が乾いていたらじょうろでお水をあげてみたり、木箱内の堆肥を混ぜて分解を進めたりと、気軽に農園に触れていただくことが可能です。
(2)食農を楽しく学ぶことができる
野菜の育つ様子を間近で観察する。生ごみやCO2の 削減に繋がる堆肥作りに触れる。このような体験を通じて、楽しみながら環境への意識や学びを深めます。
(3)多様な人々とつながることができる
野菜の植え付けやお手入れ、収穫などを行う活動を定期的に開催します。活動に参加することで多様な人々が協力し合い、つながりが育まれていきます。
また、農体験に関する活動以外にもインクルーシブヨガや食育プログラムなど様々なイベントを開催予定。イベントを通して、幅広い年代の方々と交流することができます。
上総更級公園のどこに農園があるの?
クロノスファーム上総更級公園は、園内にあるジャブジャブ池と公園センターの間にあります。
「クロノスファーム上総更級公園」と書かれた横断幕が目印です。
【上総更級公園】
■住所
〒290-0050 千葉県市原市更級5-1
https://goo.gl/maps/Jb7pCnvnW8A5rZQf8
■駐車場
駐車場が二か所あります。
第1駐車場 軽スポーツ広場隣 119台
第2駐車場 管理センター隣 35台
■アクセス
<車でお越しになられる方>
市原インターから約5分
<電車でお越しになられる方>
JR内房線の五井駅から徒歩10分
公園の中に農園をつくる意味
公園という公共の場に自治体と民間企業が手を組み、農園を作るというのは日本では珍しい取り組み。
公園は、幅広い年代が誰でも安心して過ごせる空間です。「今だけでなく未来の公園もそうあってほしい」そんな想いから、公園を持続可能な場所にするために市原市と出光興産株式会社が手を取り合うことになりました。
また「農」を通じて土に触れ、農作物を育て、食べるといった体験は通常の公園では味わえません。このような体験も公園の可能性を広げるきっかけになるでしょう。
海外ではすでに多くの公園で取り入れられている公民連携。上総更級公園を起点に、様々な公園の利活用が促進されていくことを願ってクロノスファームの取り組みを進めていきます。
農作物の一部は子ども食堂へ。クロノスファーム上総更級公園から生まれる循環
クロノスファーム上総更級公園で育てたお野菜は、中心となってお手入れしてくださった方だけでなく、市原市内の子ども食堂さんにもお届けします。
みんなで育てた農作物を子ども食堂に届け、そこで出会った方々がクロノスファームに遊びに来て一緒にお野菜を育てる。そんな循環が自然と生まれてくる場所にしていきたいと考えています。
公園というみんなの場所で育てる野菜。子ども食堂への寄付だけでなく、一般の方々も参加可能な収穫祭や、お世話をしてくれているクロノスファーム市原青葉台メンバーへのお裾分けなど、地域に還元する方法で活用していきます。
10月8日(日)にオープニングイベントを開催!
たくさんの想いを込めたクロノスファーム上総更級公園が、10月8日ついにオープン!オープン当日はオープニングイベントを行いますので、ぜひ遊びに来てくださいね♪
【オープニングイベント詳細】
<日時>
10月8日(日)10時〜15時
<場所>
クロノスファーム上総更級公園
〒290-0050 千葉県市原市更級5-1
https://goo.gl/maps/Jb7pCnvnW8A5rZQf8
ジャブジャブ池と公園センターの間にあります。
<イベント内容>
Step1 クロノスファームの紹介
Step2 プランターに土入れ
Step3 野菜の種撒きと苗の植え付け
Step4 水やりをして解散
<注意事項>
・雨天中止の場合は前日17時までに公式HPとInstagramのストーリーズにてお知らせいたします。
※公式HP→https://apollocultivatepark.com/
※Instagram→https://www.instagram.com/kronosfarm_apollocultivatepark/
・トイレは公園センター内にございます。
どなたでも参加できますので、ぜひお気軽にご参加ください◎
クロノスファームに関するご質問は、公式LINEにて受け付けておりますので以下のURLよりお友だち登録をお願いいたします。
▼公式LINEはこちら
https://lin.ee/MQWs0iV
それでは、クロノスファーム上総更級公園でお待ちしております。最後までお読みいただきありがとうございました!
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