Python簡易実行メモ

 コマンドプロンプトとテキストエディタだけでPythonを実行するためのメモ。
 単純なデータ処理くらいならこれで十分だろう。

手順1:Pyrthonの準備

 コマンドプロンプトで「python」と入力して実行する。
 Windows11であればPythonが自動でインストールされる。

手順2:ソースコードの準備

 テキストエディタでソースコードを記述する。
 ソースコードは新規テキストを拡張子「.py」にして作成する。

手順3:コンパイル

 コマンドプロンプトでソースコードのあるディレクトリに移動後に以下を入力して実行する。
   python [ソースコードファイル名].py
 ディレクトリ移動は「cd」コマンドで実行する。
 エラー発生時はコマンドプロンプトに表示されるので、テキストエディタでソースコードをデバックする。

手順ex1: ソースコードの簡易コンパイル実行

 テキストエディタでbatファイルを作成することで手順3の内容をファイル実行だけで行うことができる。
 コマンドプロンプトで実行するコマンドを記述して.batファイルで保存する。.batファイルの実行でコマンドプロンプトでのコマンド実行ができる。
 .batファイル内の文頭に「@echo off」を記述すると、コマンドプロンプトの起動もなく実行できる。デバックには向かないので注意。

手順ex2:ソースコードのexeファイル化

 (1). pyinstallerのインストール
 コマンドプロンプトで以下を実行する。pipはpythonのパッケージ管理ツールで最近のpythonであれば標準でインストールされている。
   python -m pip install pyinstaller
 (2). pyinstallerの実行
 コマンドプロンプトでソースコードのあるディレクトリに移動後に以下を入力して実行する。
   python -m pip pyinstaller [ソースコードファイル名].py
 上記実行時にオプションとして「--onefile」を追加するとexeファイル単体のみが生成され、「--nonconsole」を追加すると実行時にコンソールがでなくなる。

以上


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