観劇記録『少女都市からの呼び声』
Space早稲田にて唐十郎『少女都市からの呼び声』を観劇して参りました。昨年度の第一弾『腰巻お仙~振袖火事の巻~』に続く企画の公演です。唐十郎世界の独特な比喩・夢幻・血と性の大奔流に心身を浸す快感を存分に味わいました。
手術室で煙草に火をつけようとする看護婦(この仕草が超イイのです見て)、患者の腹から出てくる黒髪、夢の中の妹に会いにゆく・・・。この異質さによってさっきまで現実世界であったはずの「劇場」がじわじわとお芝居の世界に変わっていく、その感覚が大好きです、観劇の醍醐味で