第1話 鏡に向かって自問自答
1.プロローグ
鏡に向かって、「お前は誰だ」と問い続けると、精神が崩壊する、という噂(?)がありますね。私も、〈鏡に向かって〉ではないにしろ、「お前は誰だ」と聞き続けている気がします。
念願のnoteに登録し、こうして書きはじめているわけですから、いつもの自問自答の延長線上として、少しばかり「キリカとは何者か」についてお話したいと思います。
好きなもの・嫌いなものetc……と、箇条書きで羅列しようかと悩んだのですが、ありすぎるので、最近よく考えていることをお話しますね。
2.最近の思考 夏って怖くない?
夏、怖くないですか?私は、四季の中で、1番夏が怖い気がします。なんというか、夏は〈全てがひしめき合いすぎて〉いるのです。カラッとした暑さや木々が青々と生い茂る様子からは、圧倒的な生命力・力強さを感るけれど、同時にガクッと膝から崩れ落ちるような〈死〉を感じます。この相反するふたつの要素のアンバランスさが怖さに繋がるのでしょう。加えて、元来私は水を恐れているので、プールや海といったワードが結び付きやすいのも、怖さの一因……かもしれません。
3.最近の思考 記録魔すぎる
私、記録大好き人間です。日記を毎日、かれこれ6年半書き続け、遊びに出かければその全行程を記し、本を読んだり、映画・演劇を観ればその感想を書き、日記の他にも書く欲望を晴らすため紙に書きなぐる……スマホにも、書くためのアプリが6つ入っています。
書きすぎじゃない?
記録しすぎて自分でも引きます。私の周りには私と同じぐらい記録する方は居ないのですが、世間ではどうなのでしょう。
そういえば、映画「千と千尋の神隠し」で、
という台詞がありますね。この台詞、みなさんはどう受け取りましたか?私は、この言葉から救いも感じますが、個人的には「それじゃあ意味がないんだ!」と駄々を捏ねたくなってしまいます。思い出せないのでは意味がない、覚えておきたいことは、すべからく私の頭に留めておきたい……そういうある種の〈恐れ〉が、記録魔に繋がっているのもあるでしょう。
4.エピローグ
私のことをお伝えしようと思ったら、なんか〈怖いものリスト〉をさらすことになってしまいました。長々とごめんなさい。ほんの少し、私の輪郭がわかっていただけたら幸いです。
またね。