何を買うのかわからない現象と今後について
マーケット調整期ということもあり、質問が多いので、少し中長期目線でも潰しが効きそうなところも含めて本日は書いていこうと思います。
危ないとか気を付けてと書いても答えがないので、何かしら判断軸にこちらのnoteを使って貰えたらと思います。
限定の有料メルマガ材料になってしまうので、簡素にはなりますが、参考にしてもらえたらと思います。
内容については、8月1週目の有料メルマガの抜粋を部分的に簡素にしたものを記載させていただきます。
メルマガの配信の時間軸が経過しきったというのと、まだマーケットはセクターローテション中と息は長めなので、こちらは無料noteにはなりますが、自己判断でお使いください。
【以下内容抜粋】
今年のテーマとしては、政治のところで、米国では大統領選もあり、共和党になるのか、民主党になるのか不透明であります。
化石燃料やオールドエコノミーを中心としたトランプ銘柄を仕込むのか、クリーンエネルギー等を仕込んだハリストレードなのか、どちらかに丁半博打をするのか、それともその時その時に合わせていくのか、難しいところであります。
先月7月中旬にトランプ襲撃事件があり、トランプトレードが始まりましたが、バイデンに代わりハリスが出てきたことにより、ハリストレードも行われ、マーケットというのは、資金の入れどころが難しく、特に夏休みに差し掛かっているというのもあり、ひとまず、ディフェンシブに寄せておきながら、なるべく次の手も早出しで絞っておきます。
特に今月は小型が動く月ですが、遊び程度に触るのは良いですが、基本的に鬼の居ぬ間に洗濯相場なので、小型グロースは短期なので、資金を張る方は捨てて貰っても良いです。
状況は変更があれば随時メルマガにて共有します。
例年大統領選の前というのは、投資しにくい環境となるため、資金が入らず、マーケットというのは、萎んでいき、環境というのは、見えてくるまで中々よくならないというのが例年の事象です。
ただし、色々考えいくと、共和党および民主党ともに、力を入れて、早期に議会承認が得られるところでいうと、不動産ならびに住宅関連のところ。
ここは、うちでもトレーダー、アナリスト共通でここから秋に向けて顧客レポート等も書いていきますが、物色する場所としては、ここを中心に株については資金を入れていく予定です。
不動産として、勿論REITでも構わないですが、住宅よりの投資信託もしくは米の個別株、日本株でいうなら、住友林業と積水ハウス等のハウジングメーカーの仕込みを夏の間、私の夏休み中に特に更新がないようであれば、意見変更は全くないので少しずつ行ってみてください。
特に末には、日本企業の決算等も出てくると思いますが、北米を中心とした需要の部分の良い決算動向やガイダンスが出てくるはずだと思います。もし触る余裕があれば、ハウジング系以外に、住宅関連のドアやシャッターであったり、塗料であったり、水場、ポンプであったり、その辺りまで物色したい場合はご自由にお願いします。この辺りも北米の売り上げは良いものが出てくるはずですが、直接的なインパクトして目立つのは本丸のところだと思います。
基本的には、6月からロードサイドやディフェンシブを仕込んでいると思いますが、これらを利食いするタイミング前に、この住宅関連の銘柄を並行させて、こちらをもう少し寿命長く持つイメージでマーケット戦略を秋口まで取ります。
足もと、日銀の利上げのニュースが出ていますので、こちらには注意していただいて、どちらかというと、グロース全般、景気後退系のディフェンシブ以外は撤退前の方は早めにしておくことをおすすめします。
あの植田さんの演説を聞く限りは、投資家とのコミュニケーションがしっかり取れていないのと、政治家主導の何かがあったと思料しますし、株を買える様な状況でないのと、最悪な局面としては、せっかくインフレ成長のタイミングに大きく水を差し、デフレに舞い戻る可能性もありますので、要注意です。
このタイミングで、日銀の考えが理解できたので、ロードサイド小売りに更に寄せていきつつ、もしマーケットが下がることがあれば、米国の不動産、REIT、日本の住宅ハウジングで北米に強い銘柄をまずコアとして拾いにいってください。
対象銘柄は以下に記載をします。
米国個別の対象銘柄は4つ、LEN、DHI、NVR、PHIM。もしくは住宅が入っている投資信託でも構いませんし、夏から秋にかけての、証券会社のお付き合いの投資信託をやる場合は、こいつでとにかく代用します。
また、今回の日銀の利上げは今回は想定外で、この先もタカ派になっているので為替は危ないですが、決まっているのは9月のFOMCにて米国は利下げを発表しますので、米金利は間違いなくその前から落ちてくるので、このセクターに関しては後押しを受ける形になります。為替が円高に振れてきたら少しずつ入れていきながら、大きく振れるようであればまとめてドル転しMMF待機しながら、株が安くなるのを待ちながら仕込みましょう。
今回の米国大統領選は、トランプは不動産には肯定的であるのに加え住宅支援策は出していますので、トランプトレードとしてもラッセル指数を買う投資家も出てくるとそれが後押しします。
今回の選挙ではハリスになると私は考えておりますが、7月の彼女の演説等も聞いていましたが、移民のひとり親の家庭で育ち、家を購入した母親に対し誇らしいと感じており、この住宅についての思い入れが強い旨を語っており、まず始めのテコ入れとして既に打ち出している住宅取得に関する刺激策というのを行ってくると想定します。
8月の民主党大会でもシングルマザーや女性向けのお話も含めて、似たような演説を繰り返すうちに投資家も徐々に気付くと思います。
どちらに転んだとしても、オールブルー、オールレッドという形ではなく、議会はねじれる想定であるので、合意しやすく法律が通しやすいモノというのは、まずこの住宅関連であると思料します。お互いがズレたものというのは中々通りにくいです。
議会がねじれたとしても、通し易さと実績作りにはもってこいなので、他の物より最初に良い影響を受けるはずなのと、真っ先に最初はお金をばらまきにきますので、この好影響を受け潰しが効くセクターかと思います。
足許、金利が高い状況でありますので、住宅ローンの借り換えが中々起きにくい環境にもあり、中古住宅物件の玉数も少なく、新築住宅を購入せざる負えない環境にもあるため、住宅ハウジング系は業績も伸びてくるのと、金利が過度に落ちてくる環境がもし来月に起きると、注目されてくるセクターであると思います。
半導体テック企業から、ラッセルに7月から資金移動が起きており初動の値動きが少し見え始めましたが、8月は機関投資家もお休みのため、浮かれた個人投資家主体のマーケットになりますが、レイバーデイ明けからトレーダーが戻ってくると、本気で利益の乗った半導体とメガテックを売却する動きが見えれば、資金の流入先はディフェンシブとこの不動産セクターにまずお金を流し込むと想定しますので、来月以降初動でそれが見えるかをすぐに確認をしてください。
もしそこで債券全般に全振りして買ってこないとか、その逆で謎にNasdaq、SP500強いとか、半導体テックにお金が流れるようであれば、その際は意見変更を行いますが、再度の意見変更時が決まるまではMMFと短期債待機でいきましょう。
正直この不動産や中小型バリュー関係にはお金はずっと入ってこなかったセクターでかなり沈んでいましたので、米のバリューである地銀に資金が流れた後は、金利下げの環境の中でそちらには大量に入れられないので、裏側である不動産、その中でもセクターを絞り込んで潰しが効くところに資金を入れてくるはずですので、まだ夏休み中で大口投資家が戻ってこないうちに早めに抑えておきましょう。
足許、夏場の8月は小売りディフェンシブでまだ構わないですが、次の資金の流し先というのは、不動産系になりますので、マーケット環境が良くなる前提もあるので、ディフェンシブと不動産の合わせ技で人が気付く前に資金移動を完了させていきましょう。
それまでは、半分半分やディフェンシブ7、不動産3でも8:2でもという形で問題ないマーケットになりますので、秋の終わりくらいに、テックグロースが買えるタイミングまではこちらの戦略で行っていくのと、秋口に過度にテックグロースが売り込まれて、個人投資家の損切が終わり下がらなくなってきたタイミングで、テックグロースがトレンドを作り始めるので少しずつ買い集めていく戦略で行っていきましょう。
以上
抜粋とデータ画像は添付なしですが、ご参考までにして貰えたら幸いです。
フラミンゴ伯爵