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本日はFOMC

本日米国において、利下げ幅が発表される。

25bpになるのか、50bpになるのか、蓋を開けて見なければわからないが、いずれにせよ同時に出てくる議事録については、その幅で決定した内容が書いてあるだろう。

その内容について、市場は吟味し大統領選までの方向感を決めてくるだろう。ここについては、正直わからないため、昨日のマーケットは50bp折り込みを市に言った形から、ヘッジがかかった状況に加え、小売売上高の指標発表も受け、GDPが上方修正されたと想定できるような値動きであった。

個社個別で気になるところについては、思ったほどiphoneの売上が進んでおらず、いつもの通り、新型が発表されるタイミングで、上値が重くなりその関係周りも売られている。

誰が見ても、進化をしておらず、期待に応えていたないので、思う所は同じであろう。それであるならば、中華メーカーのHueweiの三つ折りスマホの方が素晴らしい片側に行きつくまで寄せた商品であるといえる。一方でこちらはOSについては問題を抱えているのは否めないが。

日本株については、円高も進行しており、特に大型株は上値が重い展開が続いている。ようするに誰も買っていないというわけで、配当利回りが高いからといって、想定為替レートよりも円高の企業は下方修正に加え、減配をしてきた場合は目も当てられないので、要注意である。

日本市場においては、特にやることもない中で、ソフトバンク以来の大型IPOで東京メトロが10月に上場する。

こちらは7,000億程度で、割安度は高くもないといった価格帯で募集されるが、優待導入と、機関投資家もポジションに加えるので、今年対面証券での取引を進めていた方については、非常に報われる案件となることでしょう。

如何にかき集めれるかがポイントとなり、案件自体は、2010年くらいから言われていた案件ですので、10年越しにようやく来たといった案件で、元々日興主幹事で進めていたはずであるが、度重なる不祥事で、いくつかの証券会社が弾かれ、野村主幹事となっている。

キオクシアのIPOはどうなるか不明であるが、こちらについては間違いなく今期で一番注目されている大規模案件で、こいつを頂くために投資しているといっても過言ではない。
資金も大きく張れて、中長期でも持ちたい投資家も多いであろうし、話題性は非常に高い。

FOMCもあるので、地合いがどうなるかは不明であるが、日銀についての利上げは当面無視で良いと考えている。
前回の利上げによって、マーケットの混乱を引き起こした中で、なかなか今回すぐに利上げとはいきにくく、政治関係者の顔色を見た対応であったが、今現在総裁選、場合によっては解散もある中、米国では大統領選も控えているわけで、12月に1回行う程度であろうと想定している。

現在は、よくある通常期のマーケットの値動きのため、セクター絞りと銘柄絞りをしないと金は増えない環境で、寝てれば増えるといった環境ではない。

外国人が買ってくるマーケットの方が資金は増えやすいが、その時を待ちつつ、話題性のあるネタに全振りしながら投資を楽しんでいく環境になるかと。

これまで、証券会社と付き合ってきた人は、東京メトロやキオクシア等の大型IPOとPO等の資金調達案件も増えてくるので、それを取りながらお金を増やしつつ、特に何もしてこなかった方は、来年に向けて準備をしていくことをお勧めします。

相場が良い時は、マーケットを触れば良いですが、マーケットクラッシュであれば、安くなったら買えば良いのですが、ズルズル景気が冷え込み下がっていくマーケットに突入すると、買い場も少なければ買えば買うほど下に持ってかれる相場が続きます。

今現在、米国においては、景気はまだ良いという判断ですが、個人クレジットカードや商業用の不動産の延滞率が増えてきており、失業率が上向きの中で、人が戻っていない、かつクレジットカードの支払いも追いついていない状況。

FEDの政策を信じている方もいるかもしれませんが、基本的に1イベントとしてマーケットの注目度は高いが、彼らの予想と対策は遅い場合もありますし、当たらないと思っていた方が気は楽です。

前回のインフレ時の時もそうですし、前回、前々回の利下げ局面でも手遅れで、何かのショックによって急激な利下げを引き起こすきっかけとなったのは、頭の片隅にいれておくのが良いと思います。

基本的に間違えるのが前提ですので。
現在その中で、ダウは最高値を更新しており、夏秋という環境の中ではマーケット環境は良い状況です。そういった高環境の中で利下げを行うというのが米国です。

現在相場でやられている人は、テックとか半導体を持っている人だけで、過去の流行りモノを握っている人が多いのです。

マーケット内で投資をする場合というのは、下がる株(皆が売っている)を持っていてもそもそも仕方ないので、上がっている株(大口も買っている株)を常に持つというのを心がけると通常のマーケットでも大やられはしません。それが難しければ、全部が上がるようなイージー相場のみでやれば良いので、時を待てばよいと思います。通常のマーケットは握ってもそんなに儲からないですし、それが普通ですので、皆わざわざ試行錯誤しながら、どうやってリスクを減らして利益を取るかというのは常に考えております。

個人的にはトレード能力を上げる行為よりかは、取捨選択と頭の体操で捻って考えた方が、お金とか投資の根本の部分で直結するとは思います。

時代が時代なので、昔みたいに人力でトレードをしている人間が多い時はそうですが、今は旧石器時代ではないので、時代に合わせてやり方は進化させたり、総じて法律、制度が変わりにくいものを取捨選択していくことが吉かと。

私が考える、変わらない基礎ベースのお取引については、自社サイトに用意しているので、必要であれば使ってみてください。
それしか結局やらない人なんかも世の中には多いですし、結局のところお金を増やすために前のめりで、リスクを取る方が多いですが、投資の世界はリスクとのバランスで、如何にリスクを減らすことの方が大事ですし、事故を減らし、如何に儲けるかというのが大事です。

それ以上に、中級、上級と知りたいとか、やりたい方がいれば個別でご相談でもください。

10月もマーケット環境が変わらなければ、暇でしょうし、うちのところも遅入りの夏休みの人間の戻りも、9月いっぱい休みというような環境ですので、前のめりにマーケット触ろうかといった状況ではないというのが、現環境です。

10月は、IR関係+αで、台湾の半導体企業をいくつか見て回る予定なので、もしこちらに書けそうな内容があれば、書いていきたいと思います。

本日は以上です。

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