流行りのバッファーETFについて
昨今個人投資家の間でもバッファーETFが注目されています。
株価指数の上昇に対して制限(例えば10%)をかけつつオプションヘッジして、急落をヘッジするというやりかた。
仮に指数がやられて25%下がった場合、5%以内に収める等々で運用できるもの。
本来年金基金なんかは、資産を減らさない様このような運用形態を好んでおこなっていたり、ヘッジファンドもマーケットニュートラルやアービトラージを行ってリスクを削ってリターンを取っています。
POとかブロックも基本的に概念は一緒で更にエッセンスを加えてやっているということ。
ETFであれば、カバードコール戦略といって、コールオプションを売ってプレミアムを貰いつつ、大きな上昇分を捨てるといった戦略。
ただし通常の範囲内の上昇については、同様のリターンが得られるといった仕組み。
その他、仕組債等でも、基本的な金利を10%に定めた場合、株式のドローダウンを50%分下落リスクをなしにしてもらって、株式の上昇幅の10%以上を捨て、確実に10%いただくといったプット売り戦略なんかも存在する。
多くの個人投資家は、リスク資産を購入し、裸で保有することで、下落した際には投げ売りや塩漬けが行われるわけで、本来投資というのは、ヘッジをしながら運用することで、安心して大きな資産を入れて運用ができるというお話だ。
単純に、裸でヘッジもなしに投資をすること自体怖いよねというのが、普通の感覚というのは忘れない方が良いだろう。
本日ブルームバーグ記事でブラックロックのニュースが出ているので紹介をしよう。
100%ヘッジの株式ETF、ブラックロックが投入-活況の市場に参入(Bloomberg) - Yahoo!ファイナンス
2019年くらいから、この歪な米国株を警戒し、バッファーETFにお金がどんどん集まっている状況で、日本の個人投資家はさぞ呑気に何も考えず米国株を積み立てているという現実だ。
知らないよーそんなのと言われても、普通にそのような形で運用している人間が多い中で、戦略的にはごくスタンダードなやり方である。
富裕層向けの投資信託等では存在するが、ETFとしては珍しく手間もかからないので、人気が出ているというわけである。
ちょうど、先月5月から、このETFはWebull証券でも取り扱いが開始になったので、パフォーマンスでも見てみよう。
【銘柄コード:MARM】
【銘柄コード:BURF】
【銘柄コード:BUFD】
基本的にパフォーマンスは安定しやすく、今後もしも万が一となった際にも対応はしてくれる手軽なものという認識を持っていただいたらと思います。
Webull証券自体は、海外で流行っている様な便利な商品も購入は可能です。
少し心配だなとか、色々良い商品を選択するうえで、口座はいくつあっても問題はないので、口座開設はしておくと便利なので、1つ持っておいてみてはいかがでしょうか。
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