見出し画像

白物家電は抱けない

「どした?話聞こうか?」じゃないが女の悩みを積極的に聞こうとする男は大抵性欲。弱っているところをつけこもうとしてくる奴もまた弱っている。てめえもさっさと人生を台無しにしちまえばいいのだ。扇風機程度の知能しかないくせに、何がマイナスイオンだ。冷蔵庫みたいな男に感情を抱けと言われても困る。空っぽのくせに図体だけデカい。どちらにしろ白物家電は抱けない。生理的に受け付けない。「近づいたら動き出すエスカレーターみたいな人って苦手なの」と書いたのは乗代雄介、十七、八より。私の穴が目的なのであれば3Dデータを公開してもいい。性器を全世界に公開したい気持ちが私には分かる。言葉にできることに秘密などない。才能も根性もない凡人はさっさとマッチングアプリで相手見つけて結婚すればいいのに。総武線はちょうど行ってしまい、階段を降りてくるゾンビたち、致死量の高円寺を浴びる。腐臭がヤバい。潮時だと思う。私は最近やっと気づいたのだが、人というのは人に受け入れてもらい、祝福してもらうことを幸せとするらしい。AとBが引っ付いて、喜ぶのはC以下である。AとBは引っ付くことが、C以下によって望まれている。だから何なんだろう。悪趣味にも程がある。ただ、私たちだけが分かっていればいい真実の脆さが怖い。私が手放せば呆気なく消えて失くなるだろう。今年の9月で14年になる。ちょうどの人生の半分だ。もう誰にも真似できない、つまり理解もできない、そういう次元に達してしまっている。才能というのは残酷だ。あるのもないのも、どちらにしろ自分では選べない。本当に替えが効かないのである。ここになければ、どこにもないのだ。だから、私の花は枯れない、枯れさせない。心配される筋合いもない。Twitter(現X)のアカウントを消した件ではお騒がせしてすみませんでした。

いいなと思ったら応援しよう!