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主体性と運命愛

表を作るから裏ができる。裏は表を作り込めば作り込むほど表と乖離していく。酒の飲み方と女性関係に分かり易く出ているね。人間関係は多かれ少なかれ「ロールプレイング」の要素を有しているものだけれど、「設定」が丸見えになると本当に萎える。何でこんなくだらないロールプレイングをやらされているのだろうか。私が人と暮らせないと吹聴する理由は「一人の時間」をこれ以上減らしたくないのとすべての人間関係から距離を置くことができる時間が日常の中にルーティーンとして組み込まれていなければ私は生きていかれないと感じるから、である。友達がいなかった。恋人もいなかった。私には私にしか見えない世界があって、もし私が天才ならば、私にしか見えないものを私以外の人にも見せてあげられるはずなのだけど、気持ちがはやるばかりで情景描写を忘れてしまうからいつまで経っても小説家になれない。本当は書きたいことがたくさんあった。受け身になると人生は辛いから。引き受けろ、全てを自分で選んだかのように運命を。あなたに出会えてよかったなんて思わない。出会うべくして出会っただけ。裏も表もなく剥き出しの愛を、くれてやるから首洗って待っとけ

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