もうひと花、咲かないかなあ
日曜枝切りした枝たちが、山となってまだ庭にある。
テレビの中で、狭くても素敵な庭を紹介していた。
主に薔薇を植えている。
なるほど。
手間暇かけて、知識を貯えるとあんな風になるのか。
でも、紅葉も欲しいし、海堂も欲しい。
桃もいいし、ましてや、梅花卯木はわんさと咲く。
そして、紫陽花だ。
和の庭だなあ。
友人からいただいたバラは、バラらしいピンクの花を空に向けている。
一輪、二輪ほど。
悲しいかな、どこから枝切りしたらいいか判らず、上へ上へ。
新しい芽が出ない。
若い枝にしか花が咲かないのは、人と同じか。
咲き分けの桃も切ると枯れるかな、と去年は切らなかった。
だから、若い枝が出なかったのかもしれない。
または、満開に咲いた去年に疲れたか。
紫欄は下の方でサラサラと葉を揺らしている。
手も加えなくていいのは楽だ。
余計なところに来たら、引き抜けば良い。ズボラな私にちょうどいい。
姑が植えていったものだ。
もう一つ。芍薬も植えていったのに、さっぱり咲かない。
場所を変えたらいいのかなぁ。
それにしても咲かない花になり、しなびたばあばは、もうひと花咲かせようかと、思うことすらおこがましいのに、花は何度も咲く。
うらやましい限りだ。
梅は老いれば老いるほど、カッコイイ。
そうありたいが、動物はそうはいかない。
毛むくじゃらの動物でも、老いはゴマカシようがなく、毛並みもボソボソになり、ジイサン、バアサンになる。
ラッキーもとみに老いた。
毎日よく寝るなぁ、と感心する。
寝かたまでダラ〜っと長い。
「どうでもいい。眠い」といってるようだ。
その横に寝たら、同じスタイルになりそうだ。
ラッキー、ガンバレ、シャンとせい!
ばあばも、もう一息がんばるよ。
花は咲かないけど、まだ枯れないよ。
それにしても、今日は仕事らしい仕事をした。
有難いことに、お客様が多かった。
家族3人がこの店で食べていけている。
お陰様おかげさま。
今朝、仏壇の父さんに「チーン」
「行ってくるね」「行って来い」と言って後押ししてくれたのかな?
心配いらないよ。頑張ってる。