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スイカ

金曜日は私のお休みの日だが、朝から「お客さまだよ」とお呼び出し。

草でも取ろうか、とチラと思っていた時に、結局13;00過に帰ってきてやっと昼ごはんを食べていたらまたもや別のお客様から電話。

体調不良の話から近所の噂までおしゃべりが止まない。

これでストレスを発散して頂けたなら嬉しいことだ。

ひと寝して夕方また出かけ、今度は出かける娘の代わりに店番へ。

出掛けに「お母さん、ゆうたん冷蔵庫に入ってるからね」「う〜、そうか。今晩はちらし寿司かな?夕飯を作らなくて済む。」

冷蔵庫を開けてみたら、大好物のスイカだ〜!

とは言ってもスイカは夕飯の代わりにはならないだろうと言いつつも。。。ニンマリ。

軽く夕飯を食べて、さてスイカだ!

半分切り分け、テーブルへ。

上の娘は三切れくらい食べたのかな?

あとは塩をふり、ついつい全部食べてしまった。

「あっ、全部食べたの?残すと思ってたのに。。。」と娘。

そりゃ、目の前にあったら食べますよ。

あなたの酒が目の前にあったら飲まずにいられないのと同じかも、と心で思う。

しかし、今晩はトイレに起きるかもしれない。常々「夜の果物は冷えるからね」と言っていたが、やはり手が出てしまった。

小さい頃は暑い日に清水で冷やしたスイカ、ミーンミーンとセミの鳴く森。入道雲が真っ青な空に浮かぶ。縁側で塩をパッパッとふりながら、皆で食べたなあ。清水で冷やされたスイカは美味かった。

あの頃は村に、自転車に箱を乗せたキャンディ売りも来たなあ。

やたらとスイカから走馬灯のように子供の頃が頭を走る。

トシかな。


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