今の自分の気持ち。
こんばんは。
前回の記事を読んでいただいてありがとうございました😊
今日は結婚式メインの内容ではなく、今自分が思うこと、仕事のこと、今後のnoteの使い方について書いてみようと思います。
今、確実に人生でいまだかつてない状況になっています。
猛威を振るうコロナウイルス。
飲食店が閉まり、デパートが閉まり、イベントが中止され、みんなが自宅にいないといけない。
今まで生きてきてこんなことが起こるなんて考えたこともなかったし、いつか治療薬やワクチンができて、コロナが恐ろしい病気ではなくなった時(来るよね?来ないと困る)、
今の時代を経験していない子供などに「あの時は学校も休みでみんな家にいたんだよ」とか、出演者がみなリモート出演で放送されたテレビ番組を見せたら
「え!こんな世界があったの!?」
とかなるんだろうなぁ、なんていつも想像してしまいます。
もちろん不便な生活であることに変わりはないけど、今まで当たり前のようにノンストップでやっていたことを一度立ち止まって考える時間になりました。
仕事がない数ヶ月間
私は商業演劇のスタッフの仕事をしています。
大学を卒業してからずっとなので、もう十年ほど。会社には所属しておらず、フリーランスで仕事をしています。
音響、とか照明、とか一般の人にも想像できるような仕事ではないので説明するのは難しいのだけど、
舞台作品が劇場で上演されるまでの間のスケジュールを立てたり、どんな稽古を行うのが作品のために良いのか演出家と一緒に考えたり、演出家の希望を叶えるために他のスタッフと必要な段取りを確認したり、そんな役割のことをしています。
私たちの業種はこのような状況でいちばん最初に影響を受けたといってもいいかもしれません。
私個人のことで言っても、3月の舞台が予定より短い期間になってしまったり、4月に予定されていた地方公演がなくなり、6月7月の舞台が立て続けになくなり。
9月に舞台の仕事が入っているがこれはまだどうなるかわからない。なくなるかもしれないし、なくならないかもしれない。
現場であらゆる人とコミュニケーションをとること、人と対面で会話をすることこそが私の仕事なので、当面仕事をすることは諦めざるを得ない状況です。
大好きでおそろしい仕事
20代の全てを使ってがむしゃらに仕事をしてきて、大小いろんなサイズの舞台に携わってきて色々なことがあったけれど、私は演劇が好きです。
今だからこそ余計に思うけれど、そこに声を張り上げている人がいる、静かに涙を流す人がいる、それを同じ空間で見ることでしか味わえない気持ちがあるから。
台詞、声、動き、表情。わかりやすいそれらだけではない、
たとえば息づかい。
たとえばほんの少しの筋肉の収縮。
観客が息をのむ気配。
その場でないと感じられないものがあるところ、映画やテレビとは別の、音楽やスポーツとも別の、演劇でしか動かない感情があるところが好きで、この仕事に携わってきました。
(例に挙げた他のジャンルのものも私は大好きです。素晴らしいものを見ると、うわぁ、演劇はこれに勝てないな…!とぐっと拳を握ったり。)
でも、悩みなくずっと楽しく仕事をしてきたわけではありません。
最初の数年はただ自分のスキルを上げること、仕事をこなすことに精一杯でやってきて、出来ることが増えることが楽しかったけど。
色々な作品づくりに関わる中でたくさんの人の想いにふれ、演劇作品がたくさんの人に愛され支えになっていくのを見てきて、
自分の出来不出来からフォーカスを外して、作品と周りの人のために仕事をするようになっていきました。
それに幸せを感じるとともに、
演劇というものに決して小さくない責任を伴って関わることの怖さのようなものも感じるようになりました。
昔から考えると経験も積み余裕をもって働けるようになってきたけれど
精神的には一つ一つの案件が自分の中で簡単にこなすようなものではなくなり。
また30代に入って結婚をしたことも機会になって、今までスケジュールさえ空いていれば断ることのなかった仕事をここからは少し選択して、ここまで出会ってきた大切な人たちとの案件や、どうしても挑戦したい!と思う新しいものに全力を注ぐようにしよう。自分の時間もきちんととれるようにしていこう。
そう思っていた矢先のこの自粛期間でした。
「時間があればやりたいなぁ…」をすべてやってみる
私はこの突然の数ヶ月の時間を、今までやってみたくてできなかったことに挑戦してみる時間にしようと思っています。
何かを気軽に始めることが苦手で、形にならないだろうし時間の無駄ではないかとか、だったら仕事のことを考えてしまったりする自分。
強制的に仕事のない、とにかく空白のこの時間は、「何にもならないとしても一回やってみる!」にはうってつけのタイミングだと思ったのです。
私がチャレンジしてみたいことは大きく言えばひとつ、自分の感性をつかって何かを表現してみたい。
芸術系の仕事に携わっているとはいえ、仕事では自分で何かを表現するわけではありません。もちろん感性はとても大切にしていますが、どちらかと言えば「観る人がどう感じるか」「伝えたいことを伝えるために情報が足りているか」などに目を配ることが多く、むしろ自分自身の好みは抑えています。
でも本当は、自分の好きなように何かで表現をしてみたいという気持ちがありました。
手段は定まっていないし形にもなっていないことばかりだけど、せっかくの機会なので好きなだけやってみよう!と思っています。
たとえば今考えているものだと、
・ハンドメイド
結婚式準備を機にハンドメイド欲がむくむくと。アクセサリー、お花を使った飾り、刺繍を使ったアイテムなどすでに作っているものも多くあるので、紹介する記事なんかも書けたらと思っています。
・文章を書く
これもいつかやりたいと思っていたことの一つで、まずnoteを始めてみました。
スタートは結婚式のことを書きたいというとこほからでしたが、見たものの感想なんかも書きたいし、ジャンルにとらわれず色々書いていきたいと思っています。
・ブライダルの勉強
これも結婚式をやるとなって初めて気がついたことですが、ブライダルにまつわることがとても好きで、気づけばいくらでも考えてしまいます。
仕事でもそうでなくても、いつか何かの形で誰かの幸せをサポートすることがしてみたいなぁ。
見切り発車にも程がありますが、ウエディングプランナーとドレスコーディネーターの資格をとれる通信を始めてみました。
何にもつながらなくても、とにかく興味があったので!
とりあえず今はこんなところですが、これからもブレーキをかけず興味のあることをまずやってみる!というつもりです。
この時間めちゃくちゃ活用するぞ!
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