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シド・ヴィシャスって?、、深夜書店、、。

 シド・ヴィシャスって?。
 あぁ、あのパンクバンドの下手くそベーシストで・・・恋人を、。

 シドと恋人ナンシー・スパンゲン。

 ‶互いにとって、もらってうれしいものを

 限られた時間の中で与えあった。

 いちばん、おおきい、ものをあたえるのをためらいながら、、。〟

 シドは生涯を駆け抜けた。
 若くして、引き算をやりすぎた奴なのかも、。そう捉えてあげるべきか。
  パンクアイドルがジャンキーとしておのれの肉体を壊し尽くして見つけたものは・・・、。

 シド・ヴィシャス。イングランド出身のパンクロッカー。
  同国のパンクバンド「セックス・ピストルズ」のメンバーとして知られる。
 バンド解散後に若くして他界した。
 1979年2月2日没、享年21歳。
 生涯パンクス、その過激なパフォーマンスには子供心にも魅了されたもんや。
 『シドはいつもトラブルに巻き込まれていた。マヌケだったからな。愛されるバカだったよ・・・』とは、映画監督ドン・レッツの言葉や、。
 ・・・愛されるバカが、ずっと胸の中で生き抜いてるって?。

 世の中にもそのカリスマ性から、波乱に満ちた生涯がパンク・ムーブメントの伝説として語り継がれてるはずや。
 知らねーよ、、な方は【ググるなりして】知っとく方がカッコはエエかもね(笑)。
 
 21歳、。そういや、俺(詩人)がとある場所へと世界軸を変えたのも奇しくもそのあたりの年齢だった。

 シド、のちにこの名を国内漢字で示し、活動する。
 シドにとっての恋人ナンシーを喪ったことに、。
 なぞらえたのかは、、、、。
 そこらの心境だけは、今現在となればわからない、。
 もう、四半世紀が経過している。

 喪うことは、別れには違いない。
 けれど、別れが最後ではないことを ‶面影〟がいつだって教えてくれる。
 
 意識の ‶刃上〟に佇むと、切り裂かれるかのごとき、痛烈な痛みとともに、。

 ブレードランナー」。
 つくりものの記憶も移植された。レプリカントが彷徨する映画としても名高い。
 〝死はゆっくりと訪れた・・・、涙も見せず、わめくこともしなかった。
死の瞬間まで自分の生涯を愛した。〟

 顔から雨がしたたり落ちる、。
 
〝きっと痛みすら愛おしく感じたろう・・〟
 
 〝・・・そして死んだ。〟
 映画でのブレードランナーの言葉が胸に沁み込んでくる。
 つくりものの記憶も移植された。そんなブレードランナーが彷徨する映画だ、。

 終わりのはじまり、。生命にはそれぞれ、存在意義がある。
 それに気づいてない者は多いと思う。
 自分のことばかり考えるのではなく、自分以外のものに意識を向けることで自分の本当の役割や使命に気づくんや。そしたら、誰かのために何かをしたくなるもんなんかな、。

 ところで、なんで、シド・ヴィシャスって?、。いまに至ってな。

動画↓。Sid Vicious 「My Way」4分11秒

 この前、夏の暑い盛りに自転車旅に行った。
 友人の営むbarで隣り合わせたことから、おっさん同士(歌人と詩人)で出かけたわけや。
 その、歌人、詩人(共に自称)間のライン攻勢、文面のやりとりは激しい。
 まるでパンク曲そのものな、無秩序の極み、。
 ほほほ、だのとふざけた文面、。
 嬌声表現の文章だけで世に住まう多くの者を、ひかせる、に充分な破壊力(笑)。

 遥か昔の音楽流行に想い馳せるに十分な、童心に還ることができた所為かもな。

 言葉、伝えるべき声を削ぎおとしていくと叫びになる 。
 綺麗な曲調だとかそんなものはど~でもよくなる。
 い~たいことを歌唱する。謳(うた)い、あげる生涯。
 この感覚はスタンダードな名曲をカバーして、パンク調子で歌いあげる、。
 そそ、
 シドのマイ・ウェイ、や。

 深夜書店、この小説には、このシドの歌唱力と下手くそな低音、ベースラインが鳴り響いている。そして・・・・、。
 ん、
 スワロウテイルバタフライあいのうた、ってチャラさまが唄うイエンタウンバンドの曲も、混沌(カオス)となって流れに混ぜ込まれる。 
  
 ‶汚れた世界に、、、悲しさは響いていない、、、。どこかに通り過ぎてく、、ただそれを待つだけ、、。〟

動画↓。YENTOWN BAND「 Swallowtail Butterfly ~あいのうた~ 」4分45秒

 あぁ、そういや国内映画「スワロウテイルバタフライ」でも、オリジナル版「マイ・ウェイ」の曲はいいキーワードやったよな。
 どこかしら、なんかで、つながるってことか、。

 ま、俺(詩人)にとっては、なにせシドの「マイ・ウェイ」や、。

 なにがあってどんな物語があったかを、。
 世に刻みたい、。
 拙い、ヘロヘロのスカスカの曲調子であっても、。
 それがパンクの生き様やと、がなり、奇声あげ、歌った、ヘロヘロの生涯を世に謳(うた)い駆け抜けていったシド、。

 心の中で年老いることなく色褪せない。

 ‶深夜書店、って題名、そんな小説作を残したい。〟

 シド・ヴィシャスって?。
 あぁ、あのパンクバンドの下手くそベーシストで・・・恋人を、。

 シドと恋人ナンシー・スパンゲン。

 ‶互いにとって、もらってうれしいものを

 限られた時間の中で与えあった。

 いちばん、おおきい、ものをあたえるのをためらいながら、、。〟


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