🔴歌詞を聞いた途端、私もちょうどその歌詞を考えていた最中だったのにという幻想
なぜだろう。単純な言葉だ。私も使ったことがある言葉たち。
ただ、このように表現できなかった。
なぜ私は「言われてみれば確かにそうだ」ととても共感できるのに
このことを自ら言語化できなかったのだろう。
もう既に、この世には「新しいフレーズ」は無いのかもしれない。おそらく、言葉言葉の定義は出尽くしている。
使う言葉の選択肢はアーティストと私でそこまで変わらないはずである。どこが違うのか。その言葉に対する執念や想像力だろうか。
著書「動的平衡」ではこのように書かれていた。
先述していたこととまさに同じことではないだろうか。言葉一つ一つは同じなのだが、誰がどう言うかによって、また、誰がどう聞くかによっても違う言葉になるのである。
よく、お風呂に入っている場面や電車の中で、ひらめいたり、感じた、とてもまとまった、素晴らしいと思う考えを、メモにしようとして書き出すと、思っていたより書き出せないことがある。
このことは私だけの問題なのかもしれないが、表現者はそこが正確に表出できる才能があるのかもしれない。
表現することは私には難しいかもしれないが、どんなことでも捉え方次第で「良く」聴くことはできると感じた。
それにしても、Aqua Timezやミスチルの歌詞は、私も途中まで考えていた歌詞ではあったという幻想があるが、とてもとても素晴らしい。
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