シロアリ被害の見分け方を徹底解説|木材や住宅のチェックポイント【千葉県・おすすめ駆除業者】
家の建材が傷んでいるように見えるけどこれはシロアリの影響?
シロアリの被害はどうやって見分ける?
シロアリを見つけてしまった場合はどうすれば良い?
この記事ではご覧のような疑問や悩みを解消するために、シロアリ被害の見分け方を解説していきます。
シロアリは自宅に大きなダメージを与える害虫です。見つけた場合にはすぐ駆除業者を呼ぶ必要があります。
一般的にシロアリの被害を受けるのは古い家が多いといったイメージを持っていると思いますが、実は新築の家でもシロアリは発生します。
知らない間にシロアリの被害が拡大しないためにも、最低限の知識を身につけておくことが大切です。
ここではシロアリの被害を見分ける5つのポイントを紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。
シロアリの特徴と見分け方|被害の約8割はヤマトシロアリ
まずは普通の羽アリとシロアリの見分け方を説明していきます。日本の家屋に棲みつく主なシロアリの種類は以下の3つです。
ヤマトシロアリ
イエシロアリ
カンザイシロアリ
種類ごとの内訳で見ると、被害総数のうち約9割がヤマトシロアリによるものと判明しています。
こうしたシロアリと一般的な羽アリの違いを簡単にまとめましたのでご覧ください。
シロアリの触覚は数珠状になっている(普通のアリはL字・くの字型)
シロアリの翅(はね)は4枚とも同じくらいのサイズ(普通のアリは前翅が大きい)
シロアリは寸胴体型(普通のアリは腰のところがくびれている)
家の中や周辺で羽が付いているアリを見かけたときには、上記のような部分をチェックしてみてください。
シロアリ被害の見分け方|5つのチェックポイント
ここからはシロアリ被害の見分け方を紹介していきます。確認すべきチェックポイントは以下の5つです。
床下の木材を叩いたときに空洞音がする
木材周辺に蟻道(ぎどう)と呼ばれる土の付着物がある
玄関や敷居に使われている木材が柔らかく感じられる
細かい木くずのようなフンが見られる
家の周辺や床下に羽アリの翅が落ちている
それぞれのチェックポイントを詳しく見ていきましょう。
①床下の木材を叩いたときに空洞音がする
シロアリは乾燥した場所や光を嫌う性質があり、木材を侵食するときは中から食い破っていきます。
そのため、湿気がこもりやすい床下の木材は家の中でも特に被害に遭いやすい部分です。
そんな床下の木材をコンコンと叩いてみて、中が空洞のように感じる音が聞こえた場合にはシロアリの存在を疑いましょう。
※多くの住宅では浴室やキッチンにある床下収納の底蓋やボックスを外したところに点検口が設けられています。または屋外の通気口から床下に入るパターンもあります。
②木材周辺に蟻道(ぎどう)と呼ばれる土の付着物がある
前述の通り、シロアリは乾燥や光に弱いため、自分の侵入経路に「蟻道(ぎどう)」と呼ばれるトンネルのような道を作る習性があります。
この蟻道は周りの土や木くずと自分の排泄物を混ぜて作りますが、それなりに硬いところが特徴的です。
ほかのアリの蟻道はあまり強度が高くなく、少し触れただけでボロボロと崩れます。これもシロアリを見分けるひとつの指標です。
③玄関や敷居に使われている木材が柔らかく感じられる
玄関や敷居といった場所に使われている木材に触れてみて、本来よりも柔らかく感じられた場合にはシロアリの被害が進行していると考えられます。
玄関には床下の空間がないため、玄関前の地面やタイルを伝って直接的に侵入してきます。
屋内への侵入を許すと、そこから土間や居間の建材まで被害に遭ってしまうため、早期の発見が大切です。
「建付けが悪くなっている」「玄関や敷居の木材がボロボロになっている」などの場合は、一度シロアリの調査をしてみましょう。
④細かい木くずのようなフンが見られる
シロアリはノコギリで木を削ったときに出る「木くず」のようなフンをします。
シロアリによる侵蝕が進んでいる場所にはこうしたフンが大量に残っている場合がありますので、掃除をしていて見慣れない汚れ(=木くずのようなフン)を発見したときにはシロアリの存在を疑いましょう。
なお、シロアリのフンは床下だけでなく屋内の建材部分にも現れます。
⑤家の周辺や床下に羽アリの翅が落ちている
4月~7月ごろになるとシロアリの動きが活発になりますが、この際に一部のシロアリは翅(はね)を落としていきます。
翅が落ちているのは繁殖活動のサインです。羽アリは繁殖の準備が整うと不要な翅を切り落とします。
仮に自宅周辺、床下に翅を見つけた場合はシロアリが侵入している可能性が高いので、すぐに調査・駆除をおこないましょう。
約20%の住宅でシロアリ被害が発生している
「うちにシロアリは来ないだろう」「まだシロアリ点検の時期ではないから大丈夫」
こういった考えを持つ方も少なくないと思いますが、日本の家屋のうち約20%はシロアリの被害に遭っているというデータがあります。
もちろん地域によって割合の差は出ますが、自分の家は大丈夫と思い込むのは危険です。
シロアリの被害は放置している時間が長くなるほど拡大します。
そのため、少しでもシロアリの存在が気になる場合は専門業者に調査・駆除を依頼しましょう。
シロアリ被害が見分けられない場合はプロに依頼【千葉県おすすめ駆除業者】
「床下に入り込めない」「シロアリかどうか判断できない」
自分でシロアリの被害を見分けることはそれほど簡単ではありません。
さすがに屋内の木材がボロボロになってくれば気付きますが、そこまで被害が大きくなる前にシロアリを駆除しないと補修・修繕の費用がかさんでしまいます。
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