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天時信哉の徒然ノート【セットで一つ】

こんにちは、フォーチュンカウンセラーの天時信哉です。

物事は必ず両極の要素を持つものと言えますが、そのことを理解し受け入れることによって、人生の中で生じる悩みや迷いに対しても、より柔軟で前向きな対処が可能になります。両極がセットであるという思考パターンを日常に定着させるための意識づけと具体的な訓練法を以下にお勧めします。

①「両極セット」の認識を深める意識づけ
まず、全ての出来事や感情にはポジティブな側面とネガティブな側面が共存しているという認識を持つことが大切です。例えば、失敗は否定的に感じられることが多いようですが、それは同時に学びの機会でもあります。成功だけを追い求めると、失敗を過度に恐れがちですが、失敗と成功をセットで捉えると、失敗もプロセスの一部として肯定的に受け入れられていけるのです。この視点を常に意識するために、以下のような日常的な問いかけを自分に行うことが効果的です。
この状況のポジティブな側面とネガティブな側面は何だろうか?
・不快に感じたことからも自分に得られる学びや成長はあるだろうか?

②両極の視点を意図的に活かす
何か一方的な感情(喜び、怒り、悲しみ、焦り)を感じたとき、その対極の感情や視点を、敢えて自分に思い出させます。例えば、怒りを感じた場面では、その原因となる相手の立場や視点を理解しようとすることで、冷静さを取り戻すことができます。また、達成感や喜びを感じた際には、それがもたらすプレッシャーやリスクについても一考することで、バランスを保つ視点で行動できます。

③フィードバックから自分の改善点を知る
他者からのフィードバックは、両極の視点を学ぶ上でとても重要です。自分では気づかないネガティブな側面や、見逃していたポジティブな要素を他者から教わることで、より多角的な視点を持つことができ、批判的なフィードバックに対しても、その裏にある、気づけなかった成長へのヒントが得られるものです。

このように、物事を両極のセットとして捉える思考を習慣化して、不安に前向きに対処するあなたに、良い運気はきっと微笑むことでしょう。

古代ギリシャの哲学者のアリストテレスの言葉です。
『深い闇にいるときこそ、光を見つけることに集中しなければならない』

ウェイト版タロットカード“吊るされた男”
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