天時信哉の徒然ノート【めざす姿へ】
こんにちは、フォーチュンカウンセラーの天時信哉です。
「どうしたらいい?」と方法論を考えることは、目の前の悩み事を解決するのに、役立つ場合もあるのですが、これにばかり集中すると、視野が狭くなり、根本的な解決策を見つけにくくなることがあります。
そこで、悩みや迷いの解決の際に、「どうなっていったらいい?」と自分のありたい姿に意識を向けることが大切です。
例えば、恋愛関係がうまくいっていないときに、「どうしたらこの状況を打開できるか?」を考えるというより、「この二人の関係を通じて、自分や相手がどのような影響を与えあい、どのような成長を遂げたいのか?」を考えるようにします。これにより、目指すべき二人の仲のゴールが明確になって、短期的な解決策だけでなく、お互いの長期的な成長につながる行動を取ることができます。
この心構えを育むためには、まず「ありたい姿」を具体的に描くことが大切です。紙に書き出したり、自分の未来像をビジュアル化する工夫をすることで、目標を視覚化し、日々そのイメージを意識するようにします。例えば、「自分がプロジェクトを成功させ、チームと共に成長している姿」を詳細にイメージし、そのためにどのようなスキルや知識が必要かを逆算して考えます。
また、自己対話も重要です。難しい問題に直面したときに、「今この状況を乗り越えることで、どのように成長できるだろうか?」と自分に問いかける習慣をつけます。例えば、「この状況を乗り越えることで、次の段階で更に信頼される力を発揮できる」といった具体的な成長ビジョンを描けると、やる気も高まります。
最後に、進捗を振り返り、小さな成功を体験していくことも大事です。毎日の終わりにその日の感謝したことや学んだことを記録し、徐々に理想に近づいていることを実感することで、ポジティブな意識を保つことができます。
こうして常に「どうなりたいか」を意識して、悩みを主体的に解決していくあなたに、きっと良い運気が呼び寄せられていくことでしょう。
小説家の吉川英治の言葉です。
『行き詰りは展開の第一歩である』