誰かに伝えたい今週のジャンプ #wj30
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アニメ呪術廻戦にドハマりし、昨年のwj47号から週刊少年ジャンプの定期購読を始めたKParker。
そんな彼は感想を誰かと共有したいという思いを抱いていた。
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全作品の感想を書くととんでもない文量になってしまうので、全部読んだ上で、数作品を取り上げて感想を書いていこうと思います。紹介する順番はジャンプに掲載されている順番と同じです。(ランキングとかではない)
本文にはネタバレが一部含まれます。
!今週のジャンプをまだ読んでない方は注意です!
1. 「レッドフード」 川口勇貴 <新連載>
<ざっくり説明>
超攻撃的新連載2連弾の第1弾。新世代狩猟ファンタジー。
おとぎ話に登場する怪物と怪物退治専門の狩人のお話(のはず)。
大事なお知らせ
新連載なのでジャンプの定期購読を今週から始めれば古参になれます。
<全体的な印象>
まだ1話なのでどのような展開になっていくかという感じではありますが、「食事をするときに自分が悪人だと思うか?」「人間も人狼も同じ食わなきゃ死ぬ」という所から正義と悪の戦いというよりは、怪物と人間の”生存競争”に近い印象を受けました。これが狩猟ファンタジーか。
<好きなポイント>
中二要素満点の秘密道具(褒め言葉)・かなりキモイ怪物のビジュアル(褒め言葉)・クッソ可愛いグリム(褒め言葉)など、自分が好きな要素が多かった。
セリフもすごく好き。人間サイドは熱くて、怪物サイドは聞き覚えのある言い回し。あと話の流れも元となっている童話に近い結末。そしてそっと添えらる伏線。
来週がかなり期待できる面白い作品でした!
2. 「逃げ上手の若君」 松井優征
<ざっくり説明>
逃げる事で英雄となり、生きることで伝説となった少年の話。
今週は悪党との決着
大事なお知らせ
ゴリゴリの戦場なので、血などの表現が強めです。苦手な方は見るのを控えてね
<全体的な印象>
強キャラすぎる吹雪君、満面の笑みの時行様の2つだけなのに物凄いページ数を読んだ気がするほどの満足感。
<好きなポイント>
松井先生少年描くのうめぇぇぇぇ!!!殺伐とした戦場とは思えない笑顔。
まじめな話をすると、”なぜ闇に落ちていったのか”、時代背景とともによくわかりましたね。領地のない武士の不満。こういった問題があるから後継者争いみたいなこともあったりと大変な誉高き武士社会。
来週はセンターカラーです!戦のあとの処理はどうするのか気になりますね
3. 高校生家族 仲間りょう
<ざっくり説明>
家族全員(ペットを含む)で同じ高校に通うよ!
<全体的な印象>
海回。お父さんが普通に部活をしていることに違和感を感じなくなった自分に驚いたんだよね。
<好きなポイント>
高校生家族はいつもシュールだから、フフッって感じでいつも見てるんだけど「変に意識し合ってんなぁ」で耐えられなかった。海中の絵もめっちゃ上手だし、須崎君と仲良すぎるんだよなお父さん。
高校生家族は最初から見ていなくてもなんとなくわかるので是非見てね
4. SAKAMOTO DAYS 鈴木裕斗
<ざっくり説明>
元最強の殺し屋 坂本太郎、現在は商店を営んでおり、平穏に暮らしていた。そんな時、従業員のルーが攫われてしまう。今その奪還の最中。
大事なお知らせ
この作品も結構血が出るので、苦手な方はお控えください。
<全体的な印象>
今週のほとんどがアクションシーンでド派手だから見ごたえがある。というか躍動感がすごい、普通に動いてるように感じる。
<好きなポイント>
坂本さんとツギハギ、対極的な感じがいいですね。何でも武器にできちゃう人とそもそもが武器みたいな人。あと坂本さんが無言だからシュールだし、そうわならんやろ(なっとるやろがい)みたいな状態になっててもツギハギがツッコまないのに自分はジワジワきてます。あと一般人が全然パニックにならず冷静なのも笑った。
SAKAMOTO DAYSは明確な敵が見えてきてからアクションシーンの凄さも相まって、本格的に面白くなってきてるので是非見てください
5. 「アイテルシー」 稲岡和佐
<ざっくり説明>
2021年新連載4連弾の第2弾の作品。始まりがあれば、終わりがある。
結構キャラデザがよくて、設定も面白かったのですが連載終了に…
<全体的な印象>
1話の「は、違法捜査だ」というセリフはすごく気に入っていて、怪盗マー編の最後あたりもこの作品のいいところがいっぱい詰まっていたと思います。
<好きなポイント>
自分は面食いなので1話の狂った相生がドストライクでそこから結構気にしている作品でした。顔もいいしストーキングしてくれんの!?って。また、キャラクターの表情の描写がよかったり、犯罪の動機に明確な理由があったりと設定などは良く練られていると思いました。
<駄文>
また全話読み返してみて、相生のビジュアル完成されすぎじゃね?どんな表情してても可愛いんだけど。あと自分としては相生の狂った感じがもっと見たかったので、1話の違法捜査っぷりが回を重ねるごとに減っていって残念でした。まあ、これは好みの話なので。
アイテルシーには好きなポイントでも述べたようにいいところはたくさんありました。時間的な問題ですかね…最近のジャンプは序盤テンポよくないと人気になりにくい傾向にあって、あんまり人気じゃないと面白くても長期連載にこぎつけないみたいなことが多いので刑事ものは結構話数を要するから難しかったかなと。
単行本を買って、稲岡和佐先生の次回作に期待しましょう!