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149. やめらんねぇよ

水曜日
寒い、のか?という気候。
白いシャツの上に長いチョッキ?貫頭衣?みたいなのを着ようと出したら、クレバスみたいな深い谷間(シワ)がつきまくっていた。
じっと季節を越してきた証だね。

目立つところだけ蒸気で伸ばして着る。
今日はお母さん遅いからお迎えは2人ともお父さんです、と言うと「昨日はお父さんがいなくて今日はお母さんがいない。明日はどっち?」と聞くので、たかが2日片っぽだっただけなのにオーバーな、と思いつつ子どもの時間と経験の感じ方がよく現れてるなと。
明日は全員おりますと伝えた。

仕事はいよいよ隙間時間が見え隠れしてきた。
日頃できなかった深掘りなどをしつつ、上司と争ってシュレッダーをかけたりした。

今日はほぼ半年ぶりの定例会。
前回4月にやり5月は緊急事態宣言があって、開けた6月にやる予定が夫のコロナで流れて、そのまま7月の緊急事態宣言からの今日。

やーやーと懐かしがりつつも、私の近況は皆、この日記で把握してくれているのでよかった。
コロナはもちろん、本物のハトの話とか。

それぞれ立場が異なる中でのこの半年、会社員ではない友人は稼ぎがかなり危うい時期などもあったらしいが、適切なコロナ関連融資の利用と日頃の仕事の賜物である閑散期の突発大仕事などがあり「この荒波を乗り切るヒリヒリ感が商売の醍醐味。ギャンブルなんかより燃える」と言っていて、ヨ!商売人!ナイス経営者!と喝采した。

久々に飲む生ビールと、生白子や本ししゃも(オス)や栗の渋皮揚げなどは最高だった。

来月の予定を決めて別れた。
おぉ、日常っぽい。

帰るとちょうどみんな寝に行くところだった。
居酒屋の匂いがすると言われた。

✳︎✳︎✳︎
木曜日
今日は次男の就学前診断があるため休みをとっていて、ついでに私の歯医者と次男のMRワクチン、そしてさらに私は「足測定」というのに行く。地味に忙しい。


長男は2日続けてウィンドブレーカーを学校に忘れてきているので、今日は頼むよ、と言いつつ夫が連絡帳にも記入して担任のヘルプを仰いだ。

夫が長男も次男も送ってくれ、私はまず歯医者へ。8時半から診療している歯医者で、仕事の時は普通に出社時間に間に合うので気に入っている。

3ヶ月に一回「よく磨けてますよ〜きれいですよ〜。あとは親知らずと手前の歯の間(磨けない)ところだけリスクなんで、まぁその気になれば抜いたほうがいいですね」と言われる。ほめられるのはうれしい。

そして足測定へ。
保育園の保護者で、会えばおしゃべりする間柄の人が仕事をしながらそういう資格を取り、一人一人に合った靴のサイズや形を提案する自宅サロンを始めたが、まだ始めたところなのでお試しに無料でぜひ来てくださいと誘ってくれたのだ。

私は物心ついてからずっと、足の裏の指の付け根にタコができ、ハイヒールなんか必ず足が痛くて歩けなくなるのでこの先も履くことはないだろうと思っていたので、ちょっと見てもらおうと。

裸足で立ったり座ったり足を組んだりしながら何やらいろんなところを測ってもらった。

結論、私の足は「難しい足」だそうだ。
左右で足の大きさが違うのもあるが、足は地面についているとき(立っているとき)と歩いて地面から離れている時で微妙に各所のサイズが変わるのが、わたしは最高で足幅に1センチ近い差が出るとのこと。

そうなると、立った状態で合っていた靴も歩き出して地面から離れると靴が緩くなってズレ、また地面についた時にズレていた分、足が靴の中で衝撃と共に動き、決まったところにタコなどができるのではなきかと。

なるほど〜そりゃあ物心ついた時から足の裏痛いわ。

そのサロンは自分の履いてる靴にインナーを入れたり、細かいサイズ展開のあるいろんな靴を試させてもらい「靴がピッタリとする」という感覚を教えてもらえる。

私も一足、履いた瞬間に「こ、これは…!これなら走れるかも…!!」とまじでミスター味っ子の食べた瞬間のやつみたいな衝撃が走った靴があった。生まれて初めて5センチのハイヒールいける、と思った。

※靴の販売はしてませんが、どこで買えるかは
教えてもらえます。

自分の体、まだまだ知らんことあるなぁと感心して帰り、パンをかじったら割とすぐに次男の就学前診断。
保育園に迎えに行って学校へ向かう。

長男の時は支援級にするのか普通級にするのか決める前で、最後の面談で副校長に「できるだけのサポートをして楽しく学校に来てもらいたい。たとえどちらを選ばれても、お母さんもどうぞ心配なく」と言われ、なんといい先生か、と泣きそうになったのを覚えている。

次男はスイスイと内科耳鼻科眼科などを終え(全て問題なかったが、耳鼻科のところで「右耳・耳アカ」とメモられていて恥ずかった)面談でも名前を呼ばれれば返事をし、保育園の名前をちゃんと答え、なかよしのお友達の名前も教えられ、おお、これが普通級に行く子どもか、と感心した。

最後に「好きな食べ物は何ですか」という質問に対して、机に顔を突っ伏して考え込み、先生が「たくさんありすぎて迷っちゃうかな」と声をかけるととても小さな声で「トウモロコシ」と答えていた。
へぇ。

小児科に注射を打ちに行く途中、好きな食べ物「納豆ごはん」ていうかと思ったよ、と言ったら「それもあったね、でも『たべもの』だからちょっと違うような気がする」と答えた。

食べ物とは単品で存在するもので、納豆ご飯はちょっと料理名、みたいに思ったらしい。

次男は真面目に正解を求める。
それはそれで心配の種ではある。

小児科の午後診療開始時間まで公園で遊び、注射嫌だよぅ〜と言っていたが、泣かずに逃げずに打たれていた。


ヘトヘトと帰って長男のお迎えは夫に頼む。
夜ご飯は鍋。
野菜タンメン鍋スープというのにした。
野菜と豚バラがめちゃくちゃ美味しく食べられた。


次男が明日遠足、というのを聞いた長男が「ずるいずるい」と言って割と本気で機嫌が悪くなっていた。
お弁当持って行くのがうらやましいらしい。

私もお弁当作りがあるなぁと早めに寝た。

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