松本市の学校給食が大規模になりますがよいですか?って‼️
松本市の学校給食施設の現状、この度発表された施設再編成の考え方およびこれまでの経過を以下にまとめ、解説しました。
松本市は、2月定例会の経済文教委員会で、給食センター再整備方針を示しました。
波田給食センターも、梓川給食センターも、施設が古く、老朽化のため、廃止すると。
①2つの大規模給食センター
②3つの大規模給食センター
③6つの中規模給食センター
④自校給食
という4パターンを示し、③④は「困難」とし、①②で考えたいというもの。
波田も梓川も、各1400食ずつの小規模な給食センターで、地元のおいしい果物や、手づくり給食が評判だったけど、、、、大規模メガサイズ給食センターに組み込まれれば、どうなってしまうだろうか。
現地建て替えを望む声もあるが、衛生管理や調理の動線の面から面積が足りず、難しいとのことだ。でも、本当にそうだろうか。
給食センター「工場」の区分のため、住宅地には建てられない。波田〜梓川エリアでの用地取得のめどが立っていない。
小中9年間、週5日間毎日食べる給食。
効率やコストだけでない観点〜食育、生きがい、おいしさ、地産地消、地域の食の拠点としてのあり方、災害時のリスク分散などは考えたのだろうか。
現在、松本市の安曇乗鞍の小中学校は「自校給食施設」、四賀小中、波田小中、梓川小中は「小規模給食センター」。
その他36の小中学校は、東部と西部の大規模給食センターからトラックで運ばれる。
大規模給食センターの課題は多い。
米飯、ごはんは、業者へ委託。
😋松本市学校給食施設のこれまでの検討経過
平成26年3月 波田学校給食センターの老朽化対策に係る庁内検討会を立ち上げ、各給食センターの適正配置を検討
平成28年1月8日 各給食センターの適正配置を教育委員会が松本市学校給食センター運営委員会に諮問。以後、運営委員会を3回、運営委員会の小委員会を2回開催
平成29年1月10日 具体的な配置の方向性を含まない答申書提出
平成29年9月 外部の有識者等で構成する「松本市給食のあり方研究会」を立ち上げ、研究会9回、先進施設視察1回実施
松本市の給食のあり方検討委員会とは?👉梓川・波田両学校給食センター老朽化への対応と西部学校給食センターの改修を控え、さまざまな視点から「給食」について研究を行い、学校給食センターの可能性及びその整備に係るアイデアを創出することを目的に、外部の有識者等10人で構成する研究組織
平成31月3月27日 松本市の給食のあり方についての提言書を提出
平成31年度来、その後具体的な方針が示されないままだったが、この度、令和4年2月、#松本市 議会経済文教委員会に「#学校給食 施設再整備方針の考え方」が示され了承された。
「考え方」とは、波田・梓川両センターを廃止、2つまたは3つの大規模 #給食センター を新設または改修するという内容。
👆イマココ
今後、議会で承認された考え方を具体的に進めるべく方針策定へ向かう。
ちなみに、保護者、市民への説明はまだ一度もされていない。
先月2月28日に東部学校給食センターで開催された松本市学校給食運営委員会(小中学校の校長やPTAなど8名で構成)で、学校給食課から説明、報告があり、特に何の議論もなく承認されています。
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