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FX自動売買 やってみた!【2024年1月~8月実績公開】

こんにちは!養育費サラリーマンです。

このnoteでは、お小遣いを増やすための日々の投資記録や挑戦してみた副業情報などをお届けしています。

記念すべき第1回目の投稿は『FX自動売買』。

初めてみてはや8か月。数回の為替介入や急激な円高トレンドへの転換など初心者にとってはドキドキする場面もありましたが、事前検証やリスクをしっかりと考えて設定した甲斐もあり、無事強制ロスカットなどにならず、ある程度利益が安定しだしましたので、皆さんに共有していきたいと思います!

今後は極力週に1回程度、雑談も挟みながら(笑)、経過報告できればと思います。

自動売買って実際どうなん?と思っているあなたの参考になりますように!


FX自動売買とは?

FXの自動売買とは、「あらかじめ自分で決めた(選んだ)取引ルール」に従って、「システムが自動で売買してくれる」もの。

外国為替市場といのうは24時間取引がされています。特に取引が活発になるのはNY市場、つまり日本時間の深夜から早朝にかけて値動きが大きいのです。FXは値動きが激しいほど利益が大きくなるチャンスもたくさんありますが、さすがに仕事中や睡眠時間を削って24時間取引画面に張りつくことはできませんよね。

その点、自動売買は、寝ている間も仕事をしている間も、決めたルールに従って自動で売買をシステムがやってくれるため、24時間収益チャンスを逃しません。

また、システムが自動で取引をするため『その場の感情に左右されない取引ができる』ということもメリットです。

裁量トレード(自分の手で行うトレード)の場合、いかにルールを設定してもその日の体調やメンタル状況によって、ルールから外れた取引をしてしまい大損をしてしまった、というのはよく聞く話です。

自動売買の場合、取引は機械的に行われるため、感情が入る余地がなく、ウォーズマンの氷の精神並みに冷静な取引ができます。

デメリットとしては、1つ目に『相場急変に対して臨機応変な対応はできない』が挙げられます。自動売買ツールにはそれぞれ「得意な相場」がありますので、「不得意な相場」に急変した場合、大きく損失を出してしまう可能性があります。これについては事前に自分が許容できるリスクを見積り、設定に反映できるかが自動売買をうまく使う上でのポイントです。

デメリットの2つ目は『ツールによっては使いこなしが難しい』です。特に開発(設定)型と呼ばれるようなツールは、テクニカル分析やチャート分析といった高度な専門的な知識があり、かつプログラミング知識がないと導入すら難しいでしょう。

また、選択型のようなツールは使い始めることは比較的簡単ですが、ルールがブラックボックス化されている(わからない)ため、なぜ勝ってなぜ負けたのかを知ることはできません。原因がわからなければ改善ができないため、かなり人を選ぶツールです。

では、FXの初心者である私がどのツールを選んだか?
結論、『リピート型自動売買ツール』を選びました。

リピート系自動売買とは?

まずリピート系売買とは、売買を特定の為替レートで繰り返す手法です。言葉では非常にわかりにくいと思いますが、下記の図がとても分かりやすいです。

売買のイメージ

具体的な事例で表現すると「米ドル/円を20銭下がるごとに買い、買った価格より30銭上昇したところで売る、これを延々と繰り返す」というような売買ロジックです。

ここまで聞いて聡明な方は疑問に思う方がいらっしゃるかもしれません。

「一番底値でたくさん買って、天井ですべて売ったほうが効率的。こんな面倒な注文の仕方するのは非合理的じゃない?」

おっしゃる通り正論です。この方法が取れるのであればそれに越したことはありません。ただし実践上ここで一つの問題点が。

『底値と天井がわからん…』

示した図は“過去の値動き”ですが、“実際に動いているとき”には今が底値なのか?まだ下がるのか?の判断をつけてポジションを取り、どこが天井か判断して決済するのはテクニック面でもメンタル面でも至難の業です。

そこで先人たちが編み出した投資方法が『リピート系売買』。この手法は底値・天井を当てる必要がなく、注文範囲のどれかは約定します。1回の利食い額は小さくなりますが、利食い回数でカバーするということです。相場が荒れる(注文範囲内で大きく上下する)と決済通知メールが1日に何十件も届くこともあるのでかなり気持ちいいです。

このリピート系売買は初心者におすすめの手法になりますが、一つネックがあるとすれば決済された時点で次の注文を入れるという作業をしなければならない点。為替の変動が激しいと利食いも多いのですが、この作業も多くなるため、サラリーマンや子育て中の方などあまり時間の取れない人にとっては意外と負荷が高くなります。

そのような人にとって救いとなるのが、この売買を自動でやってくれる『リピート系自動売買』です。基本的に ①売買をする範囲 ②注文値幅 ③利食いの幅 を設定しておけば、決済が入ったあとの次の注文も自動で入れてくれるため、ほとんど作業をする必要がなくなります。

私自身、夜寝る前に10分程度約定状況と設定の変更の確認、必要であれば少しだけ設定を変更するくらいの作業しかしていません。

前置きが長くなりましたが、この『リピート系自動売買』で2024年の1月から8月まで運用をしてみた結果が次のような感じになります。

資金は「最悪失っても良いや!」と思える額を口座に入れて、かなり安心側にリスクを見込んだ設定にて開始をした結果が以下の通り!

2024年1月~8月の実績

2024年1月~8月のトレード実績

ある程度注文が溜まり、安定して決済が入り始めた4月からの平均で約¥10,000/月の収益を上げることができました。

1月

少額の収益が出ているのは、かなりリスクを抑えた設定にて、妥当な設定条件を検証していた時期のためです。リスクを抑えた:具体的には取引通貨量を極小にして取引をしていました。この設定で安心できれば、許容できるリスクのところまで通貨料を上げて本運用を開始する計画で動いていました。

2月

1月の検証である程度含み損などのイメージが持てたため、取引通貨量のリスクを検討し、自分の許容できる通貨量上限を決めて本運用を開始しました。たまたま円安傾向であったため、なかなか注文自体が入らなかった時期となります。

3月

一時、円高方向に相場が動き、円安方向にすぐに戻ったため、そこで利益がある程度多く出ました。ちょっと、物足りないかな~と思っていた時期ではありますが、まだ様子見をしている時期です。

4月

まだまだ強い円安傾向が続いていたため、3月と同じ調子かな~と思っていた矢先、ゴールデンウィークに入る直前に『為替介入』による円の急騰がありました。その他通貨含め米ドル/円が乱高下しましたので、そのおかげで収益が飛躍的に伸びた月です。

5~6月

為替介入の恩恵を引き続き受けてそこそこの収益が上がった時期です。基本的に円安傾向でしたので、それまでに溜まっていた注文が順調に決済されていた比較的安定して収益が得られている時期です。

7~8月

米国経済の後退示唆(利下げ可能性上昇)、為替介入、日銀の利上げにより急激に円高方向へ。運用を開始してから最大の含み損を抱えることになりますが、最初のリスク検討のおかげで慌てることなく、『高値で掴んだ注文は気長にスワップ益稼いでもらおう』に切り替えて運用しています。円高傾向ではありますが、その中でも上下はありますので、意外と収益が出ている印象です。

ここまで運用してきて、急激な為替変動も経験した中で思ったことは『思ったより安心して儲けられるかも』です。noteの主テーマでもありますが、私自身の目的が『お小遣いを増やす』のため、“リスクをかなり安全側に見た運用で、確実に小銭を稼いでいく“という設定方針が功を奏していると思われます。

最後に

ここまでnoteをお読みいただきありがとうございます!

FX初心者ではありますが、現時点では我ながらうまく運用できているほうなのでは?(自画自賛…笑)といった感触です。

私の設定など興味あれば改めて解説記事など書いていければと思いますので、ぜひコメントなどで知りたいことなど、リクエストいただけると嬉しいです。

9月以降も荒れそうな相場ではありますので、調子に乗らないためにも引き続き実績は公開していきたいと思います。これから始めてみようかな、と思っている方の参考になれば幸いです!!

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