映画『えんとつ町のプペル』30秒予告動画を絵本と比較分析してみた
こんにちは。ついに映画『えんとつ町のプペル』の30秒予告動画が8/13に公開されました。
絵本ファンの方は、「映画だと、どんな感じになるんだろう?」と楽しみにされている方も多いと思います。(僕もそのひとりです)
今回は映画『えんとつ町のプペル』30秒予告動画の分析にチャレンジしてみようと思います!(僕は脚本は見ていない状態ですので、あしからず)
参考データ
①今回の分析対象です。
②西野さんの30秒予告解説動画
予告動画を一言でいうと
『映画ならではの要素を詰め込んだ30秒』だと思いました。
映画のテレビCMをしていない状態なので、この予告に注目するのは、絵本読者の方が多いと思います。なので、絵本読者の方が、「うわ、映画早く見たい〜!」ってなるようなところを狙ってると思います。
冒頭シーン
ナレーションが始まります。製作総指揮・原作・脚本って、カッコイイ!
えんとつ町の俯瞰から入りますが、なんだか一本だけ、とっても高い灯台みたいなのがあって、そこから煙が出てるんですよね。これって、絵本には無かったと思います。
西野さんの解説の中で、「えんとつ町は支配されている。」という話があったので、この高い灯台みたいなやつが、支配者なのかもしれません。
心臓が落ちるシーン
たぶんプペルの心臓なのだと思いますが、意外だったのが、このシーンって絵本に無いんです。
絵本では、配達屋さんがうっかり落とすところは描かれているのですが、心臓が落ちていく様は描かれてません。わざとなのかも?
タイトルシーン
静かな音楽が流れます。これは、鳥肌ですね。
絵本でも、このタイミングでタイトル出ますから。完全に合わせて来てます。
ルビッチ登場シーン
絵本に比べて、キュートさが増してます!目がまん丸で、瞳がキラキラしてて、可愛らしいです。
チャームポイントのシルクハット🎩と2本の歯は健在です。
●ちなみに絵本
ルビッチが動くシーン
コミカルな表情と動きが特徴的です。ここで初めてルビッチの動きが見えます。
ルビッチやプペルがどういう風に動いたり、喋ったりするのかを、絵本読者は楽しみにしてると思います。これも映画ならではですね。
個人的にはかなりコミカルな印象を受けました。映画版ルビッチのキュートな風貌も、このコミカルな感じによく合ってると思います!
プペルとルビッチの出会いシーン
さっきのシーンの続きで、プペルに対して、ルビッチが驚きながら、ゴミを投げまくっています。背景が動いているので、ゴミを積んだ列車とかに乗ってるのかな?
(違うかもしれませんが)プペルとルビッチと最初の出会いなのかなと。
絵本では、ルビッチから興味を持って、プペルに声を掛けているのですが、映画版だと突然現れたプペルにルビッチが驚くという出会いなのかもしれません。
プペル登場シーン
続いてはプペルです。ルビッチ以上に、動きや喋り方が気になると思います。なんてったって、ゴミ人間ですから。
ルビッチと同様に、プペルも絵本よりキュートさが増してると思います。そしてこのシーンでは、こっち(観客)を向いてウインクします。
これがかなり重要かなと。というのも、西野さんの解説動画の中で、絵本と映画での主題歌の歌詞の違いを説明してたのですが、絵本版は俯瞰的だけど、映画版はルビッチに寄ってるようです。
この登場シーンは、ウインクを入れることでプペルのキュートさを増すとともに、よりルビッチ視点を強調する効果があるように思います!
●ちなみに絵本
空から迫るシーン
主題歌のサビが流れます。ロザリーナさんの歌声が素晴らしい!画面がグラグラしながら、空の上からえんとつ町に迫っていきます。
(全く関係ないかもしれませんが)西野さんの解説動画で、「この物語は幕末の話だ。」というのがありました。
幕末のきっかけになったのって、黒船ですよね。字幕は「新たな冒険の始まり」です。
これって、「空から来た黒船から見た映像なのでは?」って思ったのです。絵本でも空へは船で行きますしね。どうなんだろ〜?
竜巻のシーン
めっちゃ竜巻?です。スケールと激しさが一気に加速します。
絵本ではえんとつ町の幻想的な世界観が中心なので、このシーンは映画ならではです!
中心が赤く光ってます。何かのパワーの源なんでしょうか?赤いのがなんだかプペルの心臓に見えるのと、周りがゴミだらけってところも気になります。
プペルとルビッチのアクションシーン
一気にテンションが上がるところです!この30秒動画の大サビですね。
炎に囲まれながら、ロープ一本で飛んで跳ねて駆け回ってます!
ルビッチとプペルが協力して、何かに立ち向かっているのでしょうか?
プペルを洗うシーン
かわいいです!「ごらん、体の汚れなんて、洗えばこの通り」ですね。息子が父の背中を洗ってるようです。
絵本より映画版の方が、プペルとルビッチの距離感が近いような気もします。「キミはボクの友達」ですね!
●ちなみに絵本
シルクハットが飛ぶシーン
「あ〜、シルクハットが🎩」って、つい言ってしまいそうなシーンです。
気球のような船みたいなものに捕まってます。絵本でも風船を付けた船で空のホシを見ますが、映画版では気球です。この辺りもスケールの大きさを感じさせます。
●ちなみに
動画では一瞬で飛んでいくシルクハットです。偶然撮れた静止画ですが、こんな一瞬のシーンでも丁寧に作り込んでいるところが西野さんらしいですね。
えんとつの上で並んで座るシーン
絵本でもお馴染みのシーンです。
動きのあるシーンの後に、絵本が懐かしくなるような俯瞰シーンを入れてます。絵本が読みたくなりますね。
臭くて鼻をつまむシーン
子どもが大好きなやつです。ここに食いつくチビッコは多いはず。
ちなみに、ウチの子どもも、ウンチやオナラが大好きでして。どこに行っても、嬉しげに連呼するので、いい加減TPOをわきまえて欲しいものです。
まとめ
ということで、映画『えんとつ町のプペル』30秒予告動画を分析してみました。
いろいろ想像しながら書いてみましたが、いかがだったでしょうか?答え合わせは映画館で!
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ではまたっ!
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