カップルカウンセラーのカーネルおじさん。
こんにちは。
イギリスの本日の気温は24℃前後ですが
暑さに慣れていないイギリス人は、
みんな、暑い暑いと言っています。
日本はこれに比べようもないくらい暑い日が続いているようですね。
どうか、熱中症に気を付けてください。
さて、
今日は数年前にイギリスで受けたカップルカウンセリングの話です。
私たちを担当したのは
アメリカ人で宣教師の経験がある
カーネル・サンダースにそっくりな男性でした。
彼はひと通り私たちの話を聞いた後、
ある本を読むように
私たちに促しました。
The 5 Love Languages: The Secret to Love That Lasts
「五つの愛の言語—愛が続く秘密」
という題の本です。
その内容は
私たちはそれぞれ愛情を感じる対象が違うから、
お互いがどんな時に愛を感じるか知りましょう。
というものでした。
私たちが愛情を感じるものは
大体5つのものに分けられ、
それぞれ
言葉の愛情表現(Words of Affirmation):
「愛しているよ」「ありがとうね」「大好き」といった言葉
贈り物(Gifts):
プレゼント
何かしてあげる(Acts of Service):
家事を手伝ったり、マッサージしてあげたり、相手に奉仕する行動
一緒に過ごす時間(Quality Time):
趣味を共用したり、一緒にご飯を食べたり、二人の時間を過ごすこと
身体的なふれあい(Physical Touch):
手をつないだり、ハグやキス、セックスなど相手に触れること
に分けられていて、
割合的にどれが自分にとって大切かを知り、
相手に伝えて、
相手の大切なものも受け入れたら
すれ違いが減って
上手く円滑に関係が持てますよという提案でした。
例えば、
夫は愛情表現のつもりでプレゼントを渡しているのに
妻は「愛してるよ」という言葉がないので愛されてないと感じている場合などに効果があるようです。
どれが間違っているわけでもなく、
それぞれ違うから
照らし合うとお互いを良く知れて面白い
というものだと思います。
私は正直、
その5つのうち
どれも要らないなと思いました(笑)
皆さんはどれか当てはまりましたか?
私の元夫は2回参加したきり
参加を放棄したので、
私は
そのカーネルおじさんの結婚生活の話や
おじさんの野球カードコレクションについて、
おじさんの子育ての悩み、
彼がカウンセラーになるまでの過程、
カップルカウンセリングの実態、
それから
彼が宣教師だったということもあり、宗教についても毎週話しました。
とても楽しかったので、
毎週楽しみでした。
特に宗教の話は興味深く、
キリスト教と仏教の共通点、
キリスト教のエッセンスが詰め込まれている、
ジェファーソン聖書(Jefferson Bible)についての話は
大変面白かったです。
(何の話?)
はい、さておき
ここで私が伝えたかったのは、
結局自分だよね
ということです。
カーネルおじさん曰く
カップルカウンセリングは
お互い言いたいことをわーわー言い合って終わることが多いそうです。
おじさんは無言でただ口論を聞くだけで時間切れのことも多々あるとか。。
やはり、相手を変えようとして来るからだろうと思います。
相手がが変わるかどうかは私たちの領域にありません。
変わるのは自分だということを
2人それぞれが腹に落とすのが目標のカップルカウンセリングですが
変えたい相手が目の前にいながらそれを認めるのは
中々難しそうだなと思いました。
相手に変わってほしいと思っているのであれば、
・何故そう思うのだろう
・なぜ嫌なのに一緒に居なければいけないと思っているのだろう
そのように自分に聞いていくと
自分が意識していなかった思いが見つかるものです。
パートナーはそのような自分の思い込みに気づくためだけの存在です。
自分の中を探るきっかけでしかないのです。
貴方は今、パートナーにどのような不満がありますか
または
どのようなパートナーを探していますか。
それに、なぜ?と問いてみたら
知らなかった自分に出会えると思います。
↓とても目が覚めるお話しです。