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Osaka Soul

山口で約20余年育った私は、縁あって大阪に15年くらい住んでました。そしてまた山口に戻って来て5年が経とうとしているのですが。

ふとした時に気づくのです。
あ、これ大阪のオバちゃんの所作だ、と。
そう、私には大阪で長いこと住んだため、今でも大阪人ぽいソウルが残っているようです、知らんけど。

…ほら、何かにつけて『知らんけど』が口をついて出てきてしまう。
そんなこんなの中途半端な、元にわか大阪人がついついやってしまう大阪あるあるを書いてみる事にしました。

「ワイ大阪人やけど、そんな事してへんで」
って事もあるかもしれませんが、なんせ15年しか住んでなかったし、まぁ寛大に見ていただけると助かります。

大阪あるある


①ついつい家電に話しかけがち


なんかね、ついつい擬人化しちゃうんですよ。あらら〜炊飯器ちゃん今日は機嫌悪いなぁ〜とか。この子朝から調子悪いねん、みたいな。愛着をもって接しているって事だろうと思います。知らんけど。



②タコパしがち

大阪人なら一家に一台!と言われるほどのたこ焼き器。もちろん引っ越してからもこちらで購入しました。何故か子ども達もお店で買うたこ焼きよりもお家で作って食べるたこ焼きの方が好きみたい。まぁ、人によって紅しょうが有りとか無しとか、ねぎ入りとかネギなしとか細かいオプションに対応出来るし、タコ以外にもウィンナーとか入れることもあるし、これはひとつのパーティー料理みたいな感じですよね。お友達を招いた際も時々タコパしてます。



③アメちゃんをやたらと所持しがち

アメちゃんは大阪のオバちゃんの代表的なコミュニケーションツール。気を遣わない、ほんの気持ちのプレゼントにはピッタリ。ママ友達との井戸端会議の際や、子どもの習い事などのお迎えで会った人などにサッと差し出すアメちゃん。夏はベタつきがちなので自粛しますが、冬はのど飴など、その時その時に需要がありそうなアメちゃんを数種類揃えてます。

⑤明日のパンを気にしがち

この間ケン○ンショーをちょろっと見たときにこの話題で、ピンときました。今でもついつい言ってしまいます。
「なあなあ娘ちゃん、明日のパンはどうする?」
そんなに言うほどがっつりとしたパン派ではなく、どちらかと言うとご飯派なんですけどね。夏とか食欲がわかない時などはささっと食べられるパンを選びがちだし、スーパーで買い物しててパン売り場に行くと、条件反射で明日のパンの事を考えてしまう。

⑥そして外食の時に言いがちなアレ

外食してる時、誰かの注文したものがやたらと遅かったとき。遅いなぁ…と誰かが言い、少し気まずくなり始めた時に出てくる魔法の言葉。
「刺身定食やから今魚釣りに行ってるんとちゃうかなぁ」
これですよ、これ。材料を調達してきている最中だから遅れてるんだよ、というジョークで少し場の空気が和む。
これを最初に聞いたのは、私の祖父からでした。祖父は関西出身の人だったので、きっと幼少期からそう言った事を聞いていて、それを数十年経っても、遠く離れた山口の地でも、孫である私に言ってくれていたのかなぁ…と。


…いかがでしたか?
あとはもっとローカルなCMネタとかもあるのですが、今回はこのへんまでにしておきます。
遠く離れはしたものの、私の大阪ソウルはまだまだ生き続けるようです。