お田植え踊り保存会 ⛩金峰神社初詣
令和5年1月29日(日)
塩屋堀お田植え踊り保存会で、新年恒例の金峰神社への初詣を行いました。
近年はコロナで中止となっていますが、金峰町田布施地区のお田植え踊りは4/29に尾下の南方神社で、7つの保存会が集まり奉納されます。
南方神社が金峰神社の遥拝所であるとの考え方から、保存会では本元である金峰神社へ初詣を行っています。
金峰山の山頂付近にある神社はまだ先日の雪が残っており、駐車場から上の急な細道はスリップして車が上がりません。足の痛い人も我慢して歩いて登りました。
今年こその開催と、練習期間から本番までの安全を祈願しました。
公民館に戻り、打合せと形ばかりの乾杯をしました。
自治会内の唯一の子供が、この春高校を卒業して4月の開催日にはいなくなります。
踊り子不足を補っている壮年部や指導部も高齢となっていることから、存続は厳しくなっています。
30年程途絶えていた踊りを33年前有志で復活させたそうです。
踊り子不足を縁者や近隣集落の子どもの応援で存続させてきました。(私も息子が5年生の時に、一緒に応援で入り、いまだに踊り子です)
3年前、踊り子がいるうちに30年を一区切りとして中断する方向で話が進んでいましたが、コロナの為に祭自体が3年間中止になりました。
今年のお田植え踊りが開催されて、陣形を整え(中年踊り子ではありますが)、最後を飾りたいと会長が話されました。
伝統芸能を守る難しさは、日本の田舎ならどこでも抱えている問題です。
練習会を始める前、3月に行われる祝い(ウッタッイエ)で方針を決めることとなりますが、まずはコロナが落ち着いて、今年の祭りが開催されることを切に望みます。
踊らずに消滅しないように...
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