産業厚生委員会 所管事務調査
令和4年7月12日(火)
委員会の管轄する事務調査が行われました。
今回は坊津地区を中心に調査しました。
最初はジビエ食肉加工業者「めんどり」を調査しました。
捕獲、刺しとめ後、1時間以内のイノシンを解体する施設です。
解体後、ブロック化した肉を冷凍、出荷する肉分を解凍・スライス・真空パック、ラベル貼りまでを行います。
併設する焼肉店で野利用がコロナにより休業の為、現在はふるさと納税返戻品をメインに、レストランやペットフードなどに利用されています。
ふるさと納税での出荷時期が冬場に集中するため、冷凍庫の追加導入が必要であるが、高額な為購入が難しく枕崎の冷凍会社に委託しているとのこと。導入に補助金があればと話されていました。
坊津いう場所にある施設の為、遠方からの搬入が難しい状態。
市の中心部に同様の施設が望まれます。
続いて、風車村跡地の現状調査です。
平成元年8月に開園し、最盛期には5万9千人の観光客であったが、類似施設が近隣にできたことから来場者も徐々に減少し平成6年には年間3万人程度となり、平成15年4月に閉鎖となったものです。
施設の撤去のための予算要求はしているが、高額で緊急度が低いため後回しとなり現状のまま残っています。合併特例債の期限が切れるまでには撤去される予定とのことでした。
素晴らしい景観の敷地、市の財産として何とか生かす道を探っていかなければなりません。
続いて公共トイレの調査です。
国道226号線沿いの今岳集会所の屋外トイレ。
公園や公共施設のトイレの使いやすさは、市民・観光客にとって必要ですし、表示のありかたも改善が必要です。
最後に、無線遠隔操作による斜面対応型草刈機のデモンストレーションを調査しました。
一般質問で何度も提起されてきた河川等の草刈り問題ですが、解決の可能性の一つと考えられる機械の実演があるとのことで予定を一部変更しての調査となりました。
実演は福岡マシンテック株式会社の取り扱う斜面対応型フリーグラスチョッパーspiderの大型と小型の2種類で行われ、ウインチを使用しての傾斜面の草刈も行いました。
実際に河川愛護をされ、実演を見学された地域の皆さんも、高齢化を考えるとぜひ導入して欲しいと望んでおられます。
ウインチをガードレールや車に引っ掛けることで、かなりの傾斜や水際ギリギリまで草刈りができるとのこと。高齢化が進むなかで、環境保護の切り札として導入が期待されます。
見学に夢中になり、写真を作業中の写真が撮れませんでした…
大中小のモデルがあり、大型約650万円、中型約450万円、小型約350万円
中型と小型は軽トラに積載可能とのこと、中型の導入が現実的ではないかと感じました。
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