我が家の土づくり
我が家『かえる農園』では、農薬や化学肥料を使わない農業に取り組んでいます。
作物や季節によっては、難しいモノもありますが、出来るだけ減農薬・化学肥料の低減に努めています。
どちらにしても、土づくりがすべての土台となります。
参加している自然農法「ありのまま分校」で学んだこと、最近多い農チューバーさんや某現代農業の誌面の情報を農場長(妻)が集め、いろいろ試しています。
令和5年8月
作物の収穫後の期間を利用して、土づくりを行なっています。
①熱射消毒
野菜収穫後の残渣(葉や茎や根)や雑草をすき込み、ヌカと肥料を振り、充分かき混ぜてから透明マルチを被せ、土でスキマをしっかり塞ぎます。
お日様🌞の力を借りて、2週間以上高温にさらすことで、雑草の種、バイキンを焼き尽くし、残渣の分解を進め、次に植える作物(らっきょう、桜島大根など)の草取りの軽減、生育の助けとなります。
②緑肥(緑肥用ヒマワリ、ソルゴー)のすき込み
空気中の窒素を取込み固定するお利口さん植物を育て、トラクターですき込み(こう運)します。2回目のこう運の前にヌカをまいて分解を促進します。
緑肥は以前から実績があるため、今年はソルゴーやエンバクの種を多めに購入、どんどん利用を拡大中!
③籾殻燻炭(モミガラクンタン)作り
大規模農家さんからいただいた籾殻で燻炭作りに挑戦しました。
昔、隣のおじさんが庭でやっていた記憶を頼りにトライ。
高額な燻炭製造器やホームセンターで見かける燻炭用煙突は無視し、我流で挑戦します。
籾殻は燃え尽きても肥料や土壌改良材としての効果はあるらしいので、まいいかと納得!
「一度目が無いと二度目は無い」は我が家のトライ&エラー(試行錯誤)を後押しする合言葉。
「失敗してもいいから、まずは一度やってみましょう。次に改善すれば良いからね〜」
を意味する農場長の元上司のありがたいお言葉です。
トラブルはその場シノギでなんとか誤魔化し、ゆる〜く行き当たりばったりでやってます。