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地域交通を考える

令和6年12月24日(火)
南さつま市が行っている2つの地域交通事業を体験しました。

①つわちゃんタクシー

私の住む金峰地域では、令和6年4月からコミュニティバス「つわちゃんバス」に代わる予約型乗合タクシー「つわちゃんタクシー」が運行されています。
地域の方々からは、「ありがたい」と良い評価を聞いています。私も初めて乗ってみました。

池辺線は火・木の週2便

事前登録していた登録番号で前日に電話予約し、自宅で待ちます。
自宅から目的地までの送迎、ありがたいです。

私が最初の客、隣の自治会から知人親子が同乗し、3人乗車で加世田方面へ向かいます。「通院に定期的に利用していて、助かっている」とのことでした。
病院で2人が下車、目的地の市役所には予定より早く到着しました。

以前は、乗客の乗ってない空気バス(つわちゃんバス)が地域内を無駄に1日中ぐるぐる回っていましたが、必要な時だけ走る予約型乗合タクシーに代わって、運転手不足の解消や住民の満足につながっています。

②自動運転バス

県内初の走行実証実験をしている自動運転バスに試乗しました。

スマホアプリ「バスきて」で予約します

平日の午後4時の便の乗客は私1人。
オペレーターからたっぷりお話を伺うことができました。

バス亭の表示
車いす用スロープも見せてもらいました

自動運転レベル2の走行のため、路上駐車している車を避けたり信号での再出発には、オペレーターの操作が必要です。フランスでは、すでに同じ車両でレベル4の完全自動走行をしてるそうですが、道路使用許可等の問題でレベル2の走行となっています。もう少しで、自動運転バスが走る時代が来ます。 

公道での乗車体験の感想、停止時のブレーキがキツく、乗り心地はマイナス点。EV電動バスで静かですが、安全ためカーンカーンと鳴らす警告音が耳障り、楽しいメロディに替えて欲しいと感じました。

アプリでの予約のため不便を感じる方もいらっしゃるかも知れませんが、入力は慣れてしまえば問題ないレベル。
スマホ操作教室でアプリ導入を指導するなど、少し先の未来に備えることが、バスだけでなく高齢化社会の様々な問題解決につながると思います。

地域交通の今と未来を考える機会となりました。


おまけ

南さつま市地域おこし協力隊の公用車、ツゥクツゥク

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