見出し画像

6月議会閉会

令和6年7月5日(金)
最終本会議が開催され、令和6年度6月議会が閉会しました。

新たに令和6年度補正予算 第4号(主に災害復旧)が上程され、質疑後、採決が行われ可決されました。

総務文教委員会で不採択とされた「川内原発の20年延長に関する陳情書」の本会議での採決が行われました。

福島原発の廃炉もままならず、核のゴミ問題も見通しが立っていない。20年どころか更なる延期も可能にしようとしている。原発が本当に安全であるのなら、最新の技術で作り直すべきであり、防衛費ばかり増やし、その場しのぎの運転延長で不安な原発を使い続けようとしている。
川内原発で不測の事態が発生した場合、南さつま市は避難場所となっており、人ごとではない。県民・市民に影響の大きいこの問題について国に対し反対の声を届けるべきであると賛成討論(陳情を採択すべき)をしました。

すでに、7/4から20年の延長期間に入っており、同じ陳情が出されている県内の殆んどの市町村で不採択とされています。一市議会・一議員でどうこうできる状況ではないかもしれませんが、意思を示すことは大切なことと考えます。
採決の結果、残念ながら賛成少数で不採択となりました。

その他の陳情は、採択もしくは継続審査となり、議案は原案可決となりました。

この6月議会中に悲しい出来事が2つありました。

初日の招集本会議で、体調を崩し入院しておられる貴島議員から辞職願いの提出があり、受理されたと報告がありました。
私が議員となって最初の2年間、産業厚生委員会の正副委員長として行動を共にし、経験を積む場とご指導をいただきました。ありがとうございました。
治療に専念され、一日も早く回復されることを祈ります。

そして6月末に、地元金峰町の元市議会議員、室屋正和氏がご逝去されました。
令和3年11月に議員を退任され、私たち後輩議員に後を託されました。
この2年半、さまざまな場面で相談に伺いご指導いただきました。6月初めにも電話でお話ししたばかりでした。
金峰町そして合併後の南さつま市で議員・議長として地域の発展に尽くされ、昨年秋に叙勲(旭日小綬章)を受章されました。
長年のご労苦に感謝を申し上げ、ご冥福をお祈りいたします。

先輩方がいらっしゃらない分、議会でも地元でも果たすべき役割は大きくなると感じます。 

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?