調印式いろいろ②
令和5年4月25日(火)
加世田宮原に工場を新設する九州化学(株)と南さつま市の立地協定書調印式が執り行われました。
九州化学(株)の代表取締役の李振全氏は、中国出身で日本の大学で学び就職、2016年にEBC(株)を東京で創業、プラスチック再生加工販売などの実績があります。
この度、宮原工業団地に用地を取得、九州化学(株)を設立し、使用済みプラスチック(農業用ハウスのビニール、マルチ、苗ポットなど)を買取り、洗浄、粉砕、加熱、水中で冷却、ペレット化させ再利用する工場を建設します。
農業用廃プラスチックは、現在、業者に有償で処理を依頼しています。また、不法投棄や強風による飛散などで河川や海を汚しており、海岸清掃の際などに目にします。
質疑の中で、
回収の際に短く切る必要がないが金具ははずすこと、
ブルーシートなども回収すること、
付着した土は洗浄し、砂・土に分類し建設資材・農業資材として再利用すること、
洗浄水は浄化し再利用する、そのまま廃棄はしないこと
などの回答がありました。
農業者の頼もしい味方となり、環境にもやさしいSDGsへの取り組み、雇用の創出、地域経済の活性化につながるものとおおいに期待します。