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韓国旅行 3日目_1 ピョルマダン図書館、ラインフレンズ江南店

旅程は折り返し地点を過ぎ、少し疲れがたまってきたところ。
3日目の朝食は体にやさしい국물クンムル(汁物)が欲しくなり、龍山駅内にある食堂に入った。


龍山駅の韓食堂

左側の店に入った

入口のレジに「선불ソンブル(先払い)」の表示がある。ソルロンタンを注文し支払いを済ませてから着席する。この立地だと、払わずに出ていく人もいるのだろう。。

ソルロンタン 11,000ウォン
キムチと沢庵はおかずコーナーから自由にとって食べてよい

ソルロンタンは牛骨から煮出した白濁スープ。肉切れとそうめんのような麺が入っている。ごはんをスープに入れて少し柔らかくして食べてもおいしい。こんなメニューが疲れた胃袋にはちょうど良い。

店からすぐ乗り場に行ける

朝食を済ませた我々は、本日の目的地「별마당 도서관ピョルマダン図書館」へ向かう。吹き抜けの天井まで届く巨大な本棚があることで有名な図書館。本好きとしては、ぜひ実際に見てみたい空間だ。

旅行中は地下鉄乗換アプリ「Subway Korea」をよく使った。地下鉄の路線が増えたこともあり、アプリ無しでは最短ルートがわからない。
目的地までのルートは、龍山ヨンサン駅→鷺梁津ノリャンジン駅→奉恩寺ポンウンサ駅と出た。

予備校の街 鷺梁津(ノリャンジン)

乗り換え駅の鷺梁津ノリャンジンは鷺梁津水産市場で有名だが、公務員試験のための予備校の街としても有名だ。駅構内には予備校の広告が目を引く。

韓国の公務員は倍率数十倍ともいわれる人気で、何年もチャレンジし続ける社会人が大勢いる。ドラマ「愛と利と」のジョンヒョンも銀行の警備員をしながら警察試験の勉強をしていたのを思い出す。

ひときわ目立つ広告「キム・ジュングン ポリスアカデミー」

真ん中の一本指がキム・ジュングン先生。
そして、煌めくスター講師イルタカンサ陣。弁護士、検事、ソウル大卒の法学博士たちが合格に導いてくれる。

月桂冠の中には「消防専門 超密着管理プログラム」と書いてある

こちらは消防官予備校の広告。
김폴카キムポルカが作った열공ヨルコン消防学院」
とある。열공ヨルコンとは열심히 공부하다ヨルシミ コンブハダ(一生懸命勉強する)の略だが、김폴카キムポルカとはなんだ。初めて見る単語だ。
ググってみたら중근리스 아데미(キム・ジュングン ポリス アデミー)の略だということが判明。そこを略すんだな。。。

味濃いめの広告に興味がわいたのでさらにググってみた。
キム・ジュングン先生の動画発見。
授業ではなく「成功して両親に孝行して皆幸せになろう」という話をしている。
勉強だけでなく心のケアまで。。。メンタルを制するものが人生を制する。完璧だ。김폴카キムポルカに死角なし。

妊婦専用シート

地下鉄に乗ると、出入り口の良い位置に妊婦専用シートがあった。
そういえば、日本は老人、障碍者、妊婦みんないっしょだが、この取り組みは良いと思った。例えばシルバーシートに全員老人が座っていたら、若い妊婦の座るところはなさそうだ。日本でも取り入れてほしい。

「妊婦を先に、配慮するあなたは美しい」と書いてある

ピョルマダン図書館

ピョルマダンとは星の広場という意味だ。
奉恩寺ポンウンサ駅から별마당길ピョルマダンキルという青い道が図書館まで続いているので、それに沿って歩いていけば良い。

ピョルマダン図書館には三成(サムソン)駅からも行ける
陸上トラックみたいな青い道(ピョルマダンキル)
ピョルマダン図書館

真ん中のエスカレーターを上がると、机があり勉強している人もいる。観光客も多いしちょっと騒がしいが、こんなところで一度はパソコンを広げて勉強してみたい。

三成駅の巨大ディスプレイ

ピョルマダン図書館を出て、三成駅にあるSMタウン(K-POP広場)にやってきた。私の目当ては、ビルに設置された巨大ディスプレイだ。

ここは3年ほど前、精緻な波のCG映像で話題になったところだ。現在は見ることは出来ないが、どんな場所なのかだけでも見に行った。

幅80メートル、高さ20メートル とにかく巨大

波の映像はディストリクトという集団が制作。2020年にはディストリクトの美術館「アルテミュージアム」が済州島にオープンしたので、波以外にも様々な作品を見ることが出来るようになった。いつか必ず行ってみたい場所だ。

この時は、3Dの広告は無く、フラットな2面ディスプレイとして利用している広告ばかりだった。アイドルや俳優の広告も出るので、待ち構えて撮影しているファンの姿がみられた。Stray Kids、ソン・ソックが出てきた。

巨大ディスプレイの手前にある小さい建物の裏に回ると、SMエンタ所属タレントたちの手形があった。SHINee、EXOなどなど。


EXO D.O.様の手形発見

カカオフレンズ江南店

三成駅から3駅先の江南駅に移動。
江南駅10番出口を出て江南大路を歩いていくと、カカオフレンズとラインフレンズのフラッグショップが同じブロック内に並んでいる。どちらも独立したビルで売り場面積が大きい。ここでフレンズ詣でをせずしてどこでする。

カカオフレンズ江南店はライアンがお出迎え
キュート(?)な店内

カカオフレンズはかわいくないような気もするがそこがかわいい。
私が応援しないと淘汰されちゃいそうな感じ、とでもいおうか。。。

ラインフレンズ江南店

そして、ついにやってきたラインフレンズ江南店。
もともとはブラウンくまコニーうさぎがメインキャラクターだったが、今はすっかりBT21にその地位を譲っている。
入口からしてパープル、BTS色である。夢色ワールドに足を踏み入れた私の財布のひもが緩みはじめる。

BT21とは、BTSのメンバーが自らをイメージして描いた絵をキャラクター化したもの
稼ぎ頭のBT21に押され気味だがブラウンもがんばっている
2階の様子
ただひたすらにかわいいフォトスポット
私の推しはカエルのレナードだ

ちょうど、エコなコンセプトでレナードを使った商品がたくさん出ていたので、ごっそり購入した。マグカップ、お皿、エコバッグ、スリッパなどなど。あとはBT21のTシャツも購入。日本の公式ホームページよりも多少安い。2600円のぬいぐるみが2万ウォンとかそのくらい。

レジでパスポートを見せれば免税処理もすぐにやってくれる。大きな袋いっぱいに買い物をし、次の目的地である汝矣島のコングクスの名店に向かった。

김폴카キムポルカの話で長くなったので、続きは3日目_2に書くことにする。

>>>3日目_2に続く


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